防災・減災 | MCワカのしれっと徒然。

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2022年4月から1年間の海外移住なう

今日は名古屋大学にある「減災館」でおべんきょう~。


去年に引き続いての愛知県「防災・減災カレッジ」受講です。


平日開催の講座があまりなくて、去年は「防災行政コース」を受けたら

ほとんどの方が役所の防災課などから勉強に来ている方だったのですが

今日受けた、選択講座の1つ「啓発指導講座」も役所や行政関連の方、

もしくは自治会の防災担当の方、あとは定年退職後のボランティアのために

通っている方・・・が多かったです。

平日の昼間に都合をつけて通う、となると逆に一般の社会人の方は

会社の研修でもない限り、時間を作るのは難しいんでしょうね。



でも今日は1限目の「先進事例紹介」を担当した南部先生の授業・・・

のっけから色々カルチャーショックと言うか、衝撃でした。


まずは南部先生自体がとっても小柄で、


どこからみても 「おばあちゃん人 (※たぶん70代)


失礼ながら、ボランティアの先頭切って活動するイメージより受ける側でもおかしくない年代。


そのおばあちゃん先生が、鈴鹿弁バリバリで(私は結構聞きなれてて好き)

1時間お話下さったのですが、パワフルでした。

行政関連の難しいお話でなく、実際に何十回も現場に足を運び

生の声を届けてくれた南部先生。


「ここにいる方は防災に少なからず興味があって来ている人だと思うけど

広域避難所のマーク、正しく書ける人どのくらいいる?」


「東北にボランティア行ったことある人何人いる?」


「仮設(住宅)に着いて、最初にやらなきゃいけないこと何か知ってる?」


など・・・・・。


色々自分の認識も含めて、現場の厳しさや現実を語ってくださる授業で

身が引き締まる授業でした。


そして、1限が終わったら南部先生はすぐに常総市に入り、

週末はボランティア活動をし、来週はなんと


イタリアで防災講演をされるのだそう。


※去年はスペインだったというんだから・・・


とにかくパワフル。


すごいな、と思ったけれど。


裏を返せば、70代まで出来る活動なんだとも。


自分、何やってんだ~、という思いとともに、情熱の力とか

授業の内容だけでなく、南部先生の存在や生き方そのものが勉強になりました。


他の授業もワークショップ形式だったりと、聞くだけの講義ばかりじゃなくて

面白かったです。


今年は後期日程で地域防災コースを選択しているので、

11月~12月に防災の勉強をします。


防災の勉強は、いざという時に覚悟の持てる自分でありたいから


知識をつけることは自己防衛みたいなモンです。

自然の脅威を知り、自然と向き合った時、自分には何が出来るのか

生き延びるため、周りの家族や仲間を守るにはどういう選択や

行動をとったらいいのかを頭にいれておくために時間を使ってる、という感覚です。