何度も何度も読み返してしまう本。 | わかなの、のらlife♡

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心地良さに誘われるまま、日々 野良ネコさながら気ままな旅暮らし♪♪

気になる街から街へ、拠点を移し移し生活しています。

そんなwakanaの、旅の軌跡と心模様。


東野圭吾の、『夜明けの街で』。

何度も読み返してボロボロの本と、

 遥か昔に大中🐼で買った

リンゴのブランケット。


どちらも年季物です。


先日、横浜へ行ってから
また読みたくなったので読み返しました。

もうさー これさー
結末解ってるのに読みだすと止まらなくて、
ついつい徹夜までしちゃうのなぁぜなぁぜ?🥺✨


東野圭吾さんって本当に凄いと思う。

おこがましくも、私が
この人は“本物”だ と認めてる作家さんの一人。
(本物 の作家さんは他に
江國香織さんなどがいます。)


だって、登場人物が あまりにリアルなんだもん。

ちゃんと 一人の人間 として
それ自体が自立して存在していて、
本当にその人物と それにまつわる空間が
この地球上で呼吸しているように感じる。


小説ってそういうもんでしょ、って思うかもしれないけど これって案外 そして物凄く凄いことなのよー

(ほとんどの場合は そのキャラクターの後ろに作者さんの人となりが透けてみえたり、
作者さんの こういう作品に仕上げたい〜っていう意図が見えたりする。)


それと、個人的に
東野圭吾さんが生み出すキャラクターは
どの人も皆サッパリした人柄で 好感が持てる。
だから好き。 読んでて気持ちいいし。


夜明けの街で は
言わずと知れたサザンの名曲、
LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜
の歌詞をなぞらえた、いわば不倫ストーリーです。


ちなみに私は、不倫は愚かと考える派なので
単なる不倫モノだったら絶対にそこまでハマりませんでした。(昼ドラ系ドロドロ不倫は、何観せられてるんだろう、時間の無駄、と思ってしまうタイプです。)

一応サスペンスでもあるし、ネタバレは書きたくないので詳しくは書きませんが
これは
秋葉が 秋葉だから良いんだよ〜

って感じです。笑笑


そして、なんと言っても東野圭吾さんの描写が上手いので、横浜の街が あの空気感が
小説越しにありありと伝わってくるのです!!
たまらない!!!


『秘密のデート』が、横浜の街が、話の展開が、
読んでいて私をワクワクさせてくれます。
それも 何度でも。際限なく。

東野圭吾さんが大好きで、
最新作以外は全て読んでいる私ですが
(ただし、結末を忘れちゃうので
毎回新鮮な気持ちで読み返せる)
この 夜明けの街で はその中でも格別に大好きなストーリーです❤️❤️✨


はぁ😌 いつか、この小説のデートコースをなぞる
デートがしたいなぁぁ💕💕

勿論、不倫以外でねっ!☹️笑