夏がくるまでは | 一合野郎の覚書

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   ー うめすけ ブログ ー

        

 皆様、バースデーメッセージをありがとうございました。我々の子供時代は家庭で誕生日を祝うなんて考えられなかったから、SNSに手を染めたここ20年は戸惑っている。

 不思議なことに今年の誕生日も初夏だった……、これは落語風のネタで、実際は夏支度を始める日になっている。

 具体的にはカーテンを換え、ニュージーランドの林檎を買い、ビールを飲み始める。天下とっても二合半の燗酒が二合になる訳だ、そして麺類も夏仕様となる。上掲参照。

 私の父は62歳になった三週間後に死んだ。伯父さんも62歳で亡くなったため、通夜に集まってきた伯母さん達に姉が呼ばれ、女子会の結果、一族の男は62歳で死ぬと決まったと言い渡される。「覚悟して生きるように(私達は92歳だけど)」と。

 セルフノストラダムスを突破しても安心できないのだ。せめて6月8日の落語会までは元気でいなくちゃね。

 戸惑っても、誕生日コメントは、そのための励みになります。