絵はがき坂 | 一合野郎の覚書

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   ー うめすけ ブログ ー

 日本航空の新社長に、初の女性で初のCA出身の方が決定、と報道された。つくづく、いい時代になったよね。

 大手メディアは語弊を惧れて書きにくそうだが、地方の短大卒ってほうがビジネス界ではインパクトあったんじゃないかな。

 当時「女子は四大より短大のほうが就職に有利」なんて公然と言われていた。それは、職種や配属が決まっていた証左でもあろう。私は高卒の中途で就職試験も門前払いだった身なので、大手の記者さんと違い「上から目線だ」との誤解もされまい。

 新社長は我々の二つ下で久留米出身、聖子ちゃんカットだったのかチェッカーズカットだったのか存じ上げないが、バブル世代なのは確か。バブル期とは単に遊び狂った期間じゃなく、学歴偏重社会や格差社会、序列社会が顕在化した時期でもあった。

 TDAに入ってJALのトップまで昇り詰めるには、ご本人の能力と努力はもちろん、合併や体制の変革、社会意識の変化等、運も味方したと思われる。それも含めて器というものか。

 タイトルは、さだまさし氏の曲より。♪活水(短大)あたりは~まだ~絵はがき通りの坂~♪と新社長の母校↑が歌われている。

 余談ながら、さだ氏の奥様も元TDAのCAさんだそう。つづく

さだまさし  絵はがき坂 - YouTube