今日は雨が降る 天気ではない | 一合野郎の覚書

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   ー うめすけ ブログ ー

 春らしい穏やかな日になった。こんな日にタイトルを続けて読めば「今日は雨が降る(ような)天気ではない(よね)」ということになる。ぶ厚い雲を眺めて呟けば「今日は(きっと)雨が降る(いい)天気ではない(なぁ)」という意味に取れる。

 落語の一節だが、話題になっているロシアのテレビ乱入事件を視て思い出した。「自国のプロパガンダを信じるな」なのか「西側のプロパガンダを信じるな」なのか、はっきりしない。なぜ「NO WAR」を英語で書いたんだろ?

 彼女を疑っているわけではない。でも、せっかく危険をおかしてやったのにもったいないとも感じた。善意に解釈すれば、あの表現だからあの程度で済んだと言えるし、キャスターも同意見だから無視したと推測できる。もし悪意に解釈すれば……。

 ずいぶん昔、中東某国の選挙報道で不正を訴えるデモを放映していた。プラカードに「Where is my vote !」と書かれていて「ああ、ヤラセだな」と確信した。英語圏向けの宣伝とも解釈できるが、デモにはふさわしくない。ソフト工作員が介在していたのだろう。後年の「油まみれ水鳥」報道の下地があったわけだ。皆さん気を付けましょう。もう何を信じていいのかわからないよね。ただし、はっきりしていることが一つある。シンプル。

「子供の命を奪うのは人類に対する犯罪だ。そっちが悪い」