おはようございます。コーチの石崎舞子です。
ここ10年くらいで変わってきたとは思いますが、共働き子持ち夫婦でも、まだ妻側に家事育児負担が大きいご家庭は多いと思います。
子どもが小さいうちは特に。
夫の言う『できるだけのことはやる』『できることは精一杯やる』って、つまり『できないことは申し訳ないけどやらない。ごめんね』ってことなんですよね。
そして、妻から見るといとも簡単に『できない』と言う。
夫は簡単に言ってるわけじゃない、と反論するかも知れないけど、子どものことに関して『できません』とは絶対に言えない妻からしたら、簡単に匙投げてるじゃん、です。
たとえば仕事中に子どもが発熱して保育園から呼び出されたとき、夫は『ごめん、これから大事な会議があるから無理』と言い、妻も『私だって大事な会議があるから無理!』と言う。
でも子どもは誰かが迎えにいかねばならない。
我が家の場合は、100%私が譲ってきました。
夫が迎えに行ったことは一度もないから、子どものことで大事な会議を放り出す申し訳なさ、業務引継ぎで頭を下げて回るときの屈辱的な、自責感情は、夫は一度も味わったことがない。
できることをできる範囲でなんて、ほんと甘っちょろいなぁと思います。
そんな経験を経て、ようやく子育てが終了した今、そりゃお母さんは強くなるわな(笑)と自虐的に思います。
『できません』が通用しない環境に10年身を置いたら、強くなりますわ。
不可能を可能にしてきたのだから。
組織で働いていれば『できません』と言えば他の誰かがフォローしてくれるかもしれないけど、親は違う。絶対に逃げられない。
母&子二人がインフルエンザに罹ったときでも、意識朦朧の中子どもたちの面倒を見るとかね。
子どもを育てる苦しさ大変さは、妊娠出産を含めて割と忘れてしまったのですが(子どもは無条件にかわいい)、夫に対するこういう感情的な部分は忘れない。
そして甘っちょろい環境に身を置いていた人は、弱い(笑)
あぁ言葉にしてスッキリした。
◆ステップメール【ワーキングマザーに贈る10通の手紙】のご案内
仕事・人間関係・子育て・夫・自分自身のことについて、知っておくと便利なお話を1日1通合計10通のお手紙としてお届けします。
配信終了後は、メルマガ『ワーママ的らくらくコミュニケーション通信』が配信されるよう自動で切り替わります。(配信停止ご希望の方は即解除可能です)
ステップメール【ワーキングマザーに贈る10通の手紙】の読者登録はこちらからお願いします
◆メルマガ【ワーママ的らくらくコミュニケーション通信】のご案内
ワーキングマザーがラクになるためのコミュニケーションのコツをメルマガで紹介しています。(平日の月~金、毎日配信。土日祝はお休み)
テーマは、キャリアのこと、職場の人間関係のこと、夫とのこと、育児のこと・・・ワーキングマザー360度全方向、日替わりです。
ワーママとしての実体験とコーチとしての見識を織り交ぜた数々の事例をご紹介しています。
理論を知り(誰でも理解できます)普段のコミュニ ケーションで試してみるだけで、実際にコーチングを受けなくても一定の効果が得られます。