おはようございます。コーチの石崎舞子です。
うちの子たちが小さかった頃、私がまだ会社員で、仕事から帰宅して慌ただしく夕飯を用意していた時代の話です。
大したものは作っていませんが、お腹が空いているであろう子たちに早く食べさせたくて毎日必死でした。(お腹空いたと騒がれたり泣かれるのが心底イヤ)
ある日、息を切らせて作った夕飯の用意ができて『さぁ食べましょう!』と子どもたちに声をかけたところ、『ママー。今お菓子食べてお腹いっぱーい』と返ってきました。
あんたたちのために疲れた体にムチ打って一生懸命作ったご飯を、お菓子食べたからお腹いっぱい、だと!?
ブチっと頭の中の何かが切れる音がしました。
怒りがふつふつと湧いてきて荒ぶる感情のまま子どもたちに向かって捲し立ててしまいました。
禁止事項だと教えているにもかかわらず食事前にお菓子を食べるとは何事か。
こちとら仕事と通勤で疲れた体を酷使して命削って支度しているのにどういう了見だ。
もう怒った。
料理なんて大嫌いなんだ、できればやりたくないんだよ。
それでも子の体を作るために大事なことだからと自分に言い聞かせて毎日頑張っているのに。
もー頑張りたくない。
そんなにお菓子がいいならママは今後一切ご飯作らないから、アンタたちは一生お菓子とかその辺にあるものテキトーに食って暮らせ!
って言ったら(多分、鬼の形相)子たちが震えあがり、その後泣きじゃくり、『ママごめんなさいーゆるしてーもうお菓子食べないからー』と謝罪。
あれから10数年、子どもたちは当時の約束を守り続け、食事前にお菓子等を食べて『お腹いっぱいだからご飯無理』とは言いません。
お菓子は食後に食べてます。
そのときの私がよほど怖かったのかトラウマになっているのか、それ以来子どもたちは何かあると『ママに口答えなんてできないよ。どんな制裁を加えられるかわからない。怖すぎる』と言います。
口答えするなと言ったことないよ、食事前にお菓子食べるなって言っただけだよ・・・・
幼いながら、食事を用意してもらえない=生命の危機と理解したのでしょうか。
成長した今なら自分で作れるでしょうに。
そうしたら母なんて全然怖くないでしょうに。
子たちは『ママが怒ったら何を言い出すかわからない。冷酷非道なことでもやっちゃえる人』と思ってるのかな。
私はどっかの国の独裁者みたいな扱いなんですかね(悲)
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