昨日、クライアントさんが言っていた言葉が印象的だったので備忘録的に書きます。
今、メンター制度がある会社はけっこうあるみたいですよね。
メンターとは、仕事上(または人生)の指導者、助言者であり、メンティーのキャリア形成をはじめ生活上のさまざまな悩み相談を受けながら育成にあたる・・・とコトバンクに説明がありました。
指導、助言をする人がメンターであるならば、原則メンターは『私のように(私以上に)成長してね』風のアプローチをすると思います。(私はメンターについたことがないので、あくまで想像です)
『私のように(私以上に)成長しなさい』とするならば、メンター自身の経験や考えをメンティーにしっかり見せた上で、『だからこうしたほうがいいよ』とアドバイスするでしょう。
コーチはメンターのような存在かと言えば、全く違います。
寧ろ逆、です。
『あなたの姿はコレです』とクライアントを映し出す鏡です。
クライアントはコーチングセッション中、コーチの指導を受けるのではなく、自分の姿を見ます。
(スポーツのコーチは指導すると思います。ここがコーチングのコーチと大きく違うところだと思います)
自分の発言は、第三者にどう映るのか?
自分には見えない部分はどうなっているのか?
鏡を覗き込んで、『あら、これはマズイ』と思ったことは修正しようとするし、『あぁよかった。このままで大丈夫』と思えば、そこには何も修正を加えない。
クライアントが自分で気付き、次なる行動を自分で決めます。
ただし、鏡の裏にはコーチ自身のキャラクターが控えているので、求められればコーチの経験や意見を伝えることがあります。
話をメンターに戻します。
メンターと自分、キャラクターも違えば、同じワーママでも、環境が違います。
そのメンターと自分を比べて『私にはメンターのようにできない』と思ったり『メンターの考え方は合わない』と思うと、そこで成長が鈍るのではないか、とクライアントさんがおっしゃいました。
社内のメンター制度を利用している方々、成果は出ているのでしょうか。
メンターと価値観が合えば、成果が出そうな気がします。
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