今朝の日経DUALさんの記事で東レ経営研究所・所長の佐々木常夫さんのインタビューが掲載されていました。
『企業が長時間労働をやめられない理由
ワークライフバランスは甘っちょろいものじゃない』
”甘っちょろいものじゃない”に魅かれて読みました。(笑)
特に下の10か条は、時々読み返してわが身を振り返るのに使いたいです。
「ワークライフバランス」とは、「仕事と生活の調和」を意味します。勘違いされやすいのですが、これは決して「仕事を定時に終えて自分の生活を充実させる」という意味合いではありません。仕事の改革を前提とし、個人を成長させ、会社の成長につなげるための経営戦略なんです。
以下に示すのは、私が初めて課長になった時(当時38歳)、部下に発信した仕事の10か条です。いずれの項目にも「よい習慣は才能を超える」という仕事の進め方の基本が貫かれています。
1. 計画主義と重点主義
・仕事の計画策定と重要度を評価
・仕事はまず計画してから
・すぐには走り出さない
2. 効率主義
・ゴールまでの最短コースを選ぶこと
・通常の仕事は拙速を尊ぶ
(独り言。ゴールまでの最短コースより慣例や習慣や体裁を優先する組織はまだまだ多いのかな?)
(独り言。ゴールまでの最短コースより慣例や習慣や体裁を優先する組織はまだまだ多いのかな?)
3. フォローの徹底
・自らの業務遂行の冷静な評価を行い、レベルアップにつなげる
4. 結果主義
・仕事はそのプロセスでの努力もするが、その結果で評価される
5. シンプル主義
・事務処理、管理、制度、資料、会話はシンプルを持って秀とする
(独り言。会話はシンプルに・・・自分の思い通りにやってくれない部下に1時間も説教するとか、あり得ないことをやっている人、まだいるのかな?)
(独り言。会話はシンプルに・・・自分の思い通りにやってくれない部下に1時間も説教するとか、あり得ないことをやっている人、まだいるのかな?)
6. 整理整頓主義
・仕事の迅速性につながる
7. 常に上位者の視点
・自分より上の立場での発想は、仕事の幅と内容を高度化する。見える風景が変わる
8. 自己主張の明確化
・沈黙は金ではない。言葉にして「思い込み」に気づく。しかし他人の意見をよく聴くこと
(独り言。ちゃんと聴いてくれるなら言うけど、聴いてくれないから言えないんだよね
)
(独り言。ちゃんと聴いてくれるなら言うけど、聴いてくれないから言えないんだよね

9. 自己研鑽
・向上心は仕事を面白くする
10. 自己中心主義
・自分を大切にするということは、人を大切にすることと同義である
この10か条は、コーチング要素満載です
