前回のブログで「思考が感情を作り、感情が行動を作る」ことについて述べました。
誰もが持っている”思考のクセ”。
そのクセが原因で、仕事や生活に支障を来す、または目標達成に向けた行動ができない等が判明した場合、どうやってコントロールしましょうか・・・というのが次のステップですよ、ということを書きました。
思考のクセはその人の性格ようなもので、良し悪しはありません。
寧ろその人の強みとなっていて、思考のクセが活きる場面が多々あります。
従って、思考のクセを悪者扱いしてを封印するなどということはしません。
コーチによって方法は様々だと思いますが、私の場合は思考するときのプロセスを書き出して可視化します。
無意識の思考プロセスを初めて意識してみる、という作業です。
『脳が情報を受け取る』ところから始まり、『受け取った情報をどのように解釈するか』、そして『どのように感じるか』、『どのような衝動を覚えるのか』までブレイクダウンします。
ここまで可視化した後、一連の思考プロセスの中でコントロール可能なところ、コントロール方法を一緒に探します。
クライアントが持っているリソースや価値観などを考慮してコーチからいくつかの提案を出し、最終的にはクライアントが自分で選択します。
そして、ここからが大変なんです。
何が大変って、このコントロールが難しいんです。
理屈ではわかっていても、実行に移すことができない。
クライアントが自分で選択したコントロール方法であるにもかかわらず、脳が猛反発するんです。
年齢の分だけ、ずーっと同じ思考プロセスで生きてきたのに、突然「こっちに変更」となっても、「はいそうですか」と素直に従うはずがありません。
脳は変化を嫌うそうです。同じことをしている方が安全・安心だからです。
でも、クライアントは自分が変わりたくてコーチをつけていて、変わるための手がかりまで見つけたんだから、理性では「やらなくちゃ」と思うわけです。
しかし頭と体がついてこない。やりたいのに、できない。ものすごい葛藤です・・・
この葛藤を乗り越えた人だけが見える世界があります。
クライアントが自分の力で難題を切り抜けられるよう、コーチは様々なスキルを使って支援します。