腰部脊柱管狭窄症・内視鏡手術 経緯 | 腰部脊柱管狭窄症・内視鏡手術体験記

腰部脊柱管狭窄症・内視鏡手術体験記

腰部脊柱管狭窄症。内視鏡手術が奏功。自身、決断前にネット検索しまくったが、ズバリの体験記は見つからず。基本的にファクトのみ、備忘も兼ねて記録。よって、コメント等はいただかないこととした。

 5年ほど前から、階段を上る時、車の運転席から降り立った時、ヒザがカクッと抜けることがあった。冷えたかな?などと考えて大して気にしていなかった。

 4年前、コロナ禍のさなか、往復2時間、立って電車通勤。両大腿の裏が妙に痛かった。筋肉痛かな?と思い湿布を貼っていた。

 年毎に徐々に痛みが強く。脚に異常があるのか?と思い大学病院の整形外科に行ってみたが、レントゲン写真だけで、身体が硬い、運動不足では?と言われたのみ。高齢者用のストレッチ?のパンフを貰った。

 左大腿を中心に更に痛みが強く。臀部も痛み始める。別の大学病院の整形外科で、MRIを受け、腰部脊柱管狭窄症の中程度と診断。でもまだ若いから頑張って!などと言われロキソプロフェンの貼り薬を貰う。

 2年前、椅子から立ち上がる時に脚の芯を電気が走るような痛みが。歩きがぎこちなくなってきて、人から、脚大丈夫?と言われることも。歩いているうちにスムーズになるが、歩き出しは左足を軽ーく引きずる感あり。筋トレで挽回できると思っていた。

 1年半前、いつの間にか左足でつま先立ちができなくなっていることに気付く。左臀部の下部の筋肉が痩せ、左尻の皮膚が弛んでいるのにショック。左ふくらはぎも細くなってきた。左足に力が入りにくく、筋トレは全く効果がない。片足立ちも怪しくなってきた。

 その後、家族や友人から、左足を引きずっているのを指摘されることが増える。手術後に打ち明けた知人なども、実は、とうに気付いていて、何の病気かと心配してくれていたとのこと。

 いわゆる間欠性跛行が始まり、500メートルほど歩くと左脚全体が痺れ、足が出なくなる。少し休めば歩けるが、その間隔も短くなってきた。ロキソプロフェンの貼り薬も気休め程度に。

 自力ではどうしようもないと思い始めていたところ、貼り薬を貰いに行った職場の診療所の医師から手術の選択肢を示される。今どきは内視鏡手術をする病院も増えているから、早めに相談してみたらどうか?と。

 紹介状を書いていただき、都内の大病院へ。ここの整形外科・脊椎センターで、内視鏡手術を受けることになる。