次回口頭弁論のための書面を提出しました | 平山朝治のブログ

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次回口頭弁論のために予め提出することになっていた、

 

原告準備書面(12)

証拠説明書(12)

原告陳述書(8)(甲119)

証拠申出書(5人の証人尋問申出)

(以上まとめてFAXで提出→こちら

甲116〜118(カラーのため別便で提出→こちら

 

を裁判所、被告大学、被告会社に提出しました。

 

以下、原告陳述書(8)より一部転載します。

 

はじめに

この陳述書(8)は、(仮称)つくば研究学園都市アリーナ(以下、「つくばアリーナ」と略称します)建設計画における収益構造の欠陥が被告大学と被告会社の共謀の背景にあり、この「収益構造の欠陥」を是正するための実行可能な唯一の方法が人気アイドルグループAKB48(以下「AKB」と略称します)のコンサートを連日のように開催することだったため、被告大学はAKBの運営会社だった被告会社の要求を受け入れるよう強く動機付けられており、その結果、憲法、法律、学内規則を無視して本論説のリポジトリからの削除を実行したことを明らかにします。

(中略)

 つくばアリーナの採算性を確保するという被告大学の目的にとって、被告会社が代替不可能な独占的エンターテイメント事業者の地位を占めていたことが、被告会社に対する批判を含む本論説をリポジトリから削除させることを可能にしたのです。このことは、ジャニーズが日本における男性アイドルの独占的供給者の地位を獲得し、その地位に基づいてテレビ局にジャニー喜多川氏の性加害報道をさせなかった[1]ことと、構造としては同じ事件です。

 本論説をめぐる被告会社と被告大学との関係に、ジャニー氏の性加害をめぐるジャニーズとテレビ局との関係と極めて似た構造があることは、本論説のリポジトリからの削除という事件が今日の日本社会にとって極めて重要な意味を持つことを明らかにしています。

 


[1] 平山朝治「渡辺プロ・ジャニーズ帝国 VS 阿久悠・秋元康:アイドルをめぐる攻防」『平山朝治のブログ』2023-08-20 13:33:22、 https://ameblo.jp/vyc13162/entry-12816995981.html

 

なお、次回口頭弁論は、9月20日(水)14時30分より、今回と同じ6階631号法廷(金曜日の法廷と異なります)で、原告の準備書面と陳述書の陳述と、原告の証拠申出書について被告大学と被告会社の意見の聴取などが行われます。