今週末は レーシングパラダイスで MINT GP! 半年振りの開催。

ミントグランプリは、その名の通り現在でも入手できる60年代のリプロ、レプリのスロットカー。

当時のお宝は棚の中に飾ったままタイムワープが楽しめると云うもの。

前回レースは自分でも決して褒められたもんでなくF以外表彰台に上れなかった。

が、楽しければそれでいい、サーキットオーナーを楽しませた?かも知れなかったのは全クラスのファステスト。

勿論、ヤケやストレスで唯ブッ飛ばしてたのじゃなく、2クラス共最終ヒートでゲットしたもの。

つまり、上位に入れないと分かった時点でチャレンジしてのマークだった。

( .. 最初から頑張れって? そんな簡単じゃないから面白いのだ

今回は、十数年前に一度組上げたタミヤリプロボディ+ タミヤA型レプリシャーシのアップデーション。

そのテーマは、”上質感” の追求。

タミヤのロータス30/フォードGTスパイダーがベストセラーになったのは65年。

当時からAYKのパイプや自作シャーシ等も見られたが、レースで好成績だったのはRevellシャーシだった。

65年末~66年、そんなマニア達がRevellから乗換えたのが タミヤのA型、即ちエルバ、フェラーリ、プリンス等々。

(東京タワーサーキットの帰り道、狸穴公園側のバー”エルベ”の看板がエルバに見えてしまったのもその頃だ..)

66年1月のサーキットテスト(フィスコ)記事、メーカー設計担当の談話で ”スプリングを4種類用意し二番めを採用、硬すぎると音は静かでもバネ効果がなくなり、また軟らかいとバウンドしたりコーナーで転倒しやすくなる”との事。

ハードスプリングは(スポンジマウント同様)クラッシュには強くなるが、走行性能自体はリジッドと殆ど変わらないので、実車同様1Gでボディが僅かに沈む程度のプリロードとした。

思うに、(スプリングの強弱に関らず)ボディ架装した状態で若干で沈む位のセッティングの方が走っての上質感もあっていいのだが、ロールが大きいとコーナーリングの限界も低くなる。

10~20年前頃の一時、キレイな32サイズが流行って”だるまや”でも3階は32専用だったが、レースではみんな、ボディに対しノンサスシャーシを緩く(僅かなガタをつけて)マウントされていた。

確かに唐突なレーンアウトしにくくなる。

、走らせをしかし、ガタピシャしながら猛スピードで走るより(限界が低くなっても)いきなり転ぶ前に知らせてくれた方が楽しめるから、つい柔目のセッティングにしてしまう。

ギヤにしてもメタルにしてもそうだ。ガタガタ位の方が抵抗なく廻りストレートでも速いが、傷みも早い。

そう、今回は上質感を求めてギヤもベベルギヤを採用したが、こんなのこそが 60sテイストなのだ ..。

 

十数年前、等々力、だるまや、リンドバーグ、みなも..いろんなサーキットで皆楽しんでいた。

   左端は”ガレージハウス鵠沼”の故 鳥居さん。右端は60年代スロットカーのレジェンド鳥海さん。

   右側フォトはエルバ大会..ドライバー人形の左肩があるのが私のエルバ、塗装は勿論ハンブロール。

    FT-36モーターでは無理だが、36Dに換装し後軸ギリにマウントすればドライバーの肩を再現できる。

   当時、無残にもドライバー人形の腕や肩の一部がもぎ取られたタミヤボディに失望した子供は私だけではないだろう。

 雰囲気優先でエルバにはAYKスポークホイルとセンターロック三又ホイルキャップを使ってた。

    又いつか使いたいが、ホイル自体重いので軽量ホイル+スポンジタイヤには太刀打ちできない。

   だが、ソリッドゴムのシリコンタイヤ限定となればさしてハンデにならないだろう。

   実際、スポンジタイヤでは限界が高くなってしまい、さらに軽く低く幅広く、となってしまう。

   一方、シリコンタイヤは一定の限界があるので、ビンテージスロットを楽しむには良い。

   例えば トレッド巾を狭くしたりカドを落としたり、重心を上げた方がグリップが良くなったり。

    低くワイドばかりでないコト即ち、ビンテージスロットの妙と言えるのではないだろうか。

    今迄シリコンタイヤの全面的サポート頂いたガレージハウスくげぬま、鳥居氏には感謝しかない。

 

 

 昔の作品のコックピットを一旦バラした。ご存じの通りタミヤA型シャーシは後部ユニットが上下するサス付き。

  以前の工作はドライバー人形こそ再現できたがボディと若干の干渉がある。改善してサス動作をスムースにしたい。

  前よりドライバーの肩がコリそうなレイアウトだが、クリアランスを多く作り直した。

  モーターマウントホルダーには軽め穴加工、但し密着と振動吸収にスポンジシートを挟み +/-0.1g程度しか変わらない。

  ベベルギヤは切欠きワッシャを治具に挟んでソルダーオンとした。(ギヤ抜もソルダーオフ要)

 

  古いガイドシューはヒビが入っていた。またブラシも使えそうだったが新しくした。

  レギュレーションタミヤガイド仕様、ありがたいことに今でもミントホビーで入手可能なので、レプリガイドに交換。

キャスタのあるガイドは操安性にクセがあるので、ヒートガンを使えばポストを正立にしてキャスタ”0”もすることも可能。

  だが、その暇はなかったので、今回は見送り。

 

  アップデート完了!

 カンドライブの36Dを且つ後方にマウントしたので、そのままでは重量配分が 3:7になってしまう。

フロントに計10g程度のバランスウェートで、4:6に改善できた。

  エルバの後方は、ボロボロだが60年前のロータス40、タミヤオリジナル。

   SW(サイドワインダー)シャーシゆえCOXみたいなスケールモデルキットにできたろうに、インライン共通の無残コックピット。

   白金レースウェイをクリアカーに交じって走らせたが、そのままではスマートなクリヤカーより不格好に思えたから、

    片腕の無いドライバー人形はコックピットごと切り取って、モデルホビースの人形を黒画用紙に貼付け乗せた。

 

さて、ミントGPは もう明日に迫っている。

ああ、エルバ以外は何も準備していない.. 趣味の世界に没頭したタイムワープの代償か。