スロットカーのレースリポート  ~

COX GP

60sスロットカーマニアの憧れだった”COX”キットカー。

ビンテージスロットカーレース自体は、例えば 埼玉は”だるまや” 等で同好の士が集まり16、7年前も行われていた。

まだタミヤの再販ボディやリプロシャーシが世に出る前(それでもロータスやローラの当時モノボディに3~4万の値が付いていた)の事だが、タミヤクラスがラフに扱われる事があっても、COXオリジナルをそのまま🏁レースに使う方は稀だった。

自分もCOXシャーシにレギュレーションのシリコンタイヤを着けて、ボディはアオシマやLSなど別メーカーのものと組合わせた。

コックピットやほゞ全身のドライバー人形まで再現されたスケールモデルを壊したくなかったからだが、他の方々も、例えばスペアボディ?にコックピットはプラ板で軽量化したもの等、本来のディスプレイモデルとは違う仕様で参加されていた。

昨年、高速サーキットであるレーシングパラダイスでCOX-GPが始まった時、パワフルなFT36Dモーターに過渡特性がシビアなリジッドフレームゆえアクシデントのリスクが懸念された。

だが、タイヤをシリコン限定とする事で絶対スピードを抑える事に成功し、またそのタイヤから発進加速やスリップでドドドッと音を奏でる迫力も捨てがたいものだ。

そんな独特のジャンルのコックスシリーズも、これで暫く見納めかも知れない。

ヒート3、トップTKG氏に続くはUS氏ロータス同士のトップ争い。結果は逆転でUS氏-TKG氏-SU氏(チータ)。

ヒート6、先頭からTOM氏-FJ氏-はUS氏-TKG氏(全てロータス)、TKZ氏ディノは出遅れてしまった。

 

今回は各ヒートの着順レースのポイント累計なのだが、マーシャルに3名ついたこともあり、その組合せは悲哀交々。

TOM氏、TKG氏のロータス勢がセンターレーン(3~4コース)の時は、二人ともヒートファステスト11秒台を交互にマークされ、自分は全くのお手上げ状態、いくら集中して気合入れても2車に離される一方だった。

(その組合せの時は;TOM氏:1位-2位、TKG氏:2位-1位と正にガップリ四つ)

唯、ラッキーにも私が最大最強のライバルUS氏と当たった3/8ヒートは有利なレーンゆえにリード、また最終ヒートでは後続のスピン巻込みアクシデントで一時は単独走行シーンも。

 

トータルリザルト ;

1位: Chaparral & FordGT/KMY

2位: Lotus 30 & Cheetah/US氏

3位: Lotus 40 & Cheetah/TOM氏

ファステストラップ: 11.64sec /Chaparral 2A-TM/KMY

     2ndファステスト: 11.82sec /Lotus40-CLARK/TOM氏

                                        : 11.82sec /Lotus40-CLARK/TKG氏

 

 

<エピローグ>

前回レース後、スムースな走りのTOM先生からギヤクリアランス調整やリヤタイヤのジャダーについてレクチャーがあった。

自分のシャパラルもフォードも、なぜか前回よりジャダ―が発生し、全開スタートができない程だった。

私はタイヤとホイル間に厚みのある強力粘着塩ビ系テープを使っている。

経年、と言っても数カ月の事だが、装着圧力によるものかテープ素材がリムのミミから左右にハミ出てきた。

また、今回はコーナーリングフォースに耐えかねてか、ひどい時はワンヒートでタイヤが内側にズレる事があった。

例えば、右コーナーでは左タイヤのアウト側からタイヤに圧力がかかる。ホイルリムのアウト側にはミミがあるがイン側にはないのでコーナーで頑張る度に左タイヤを右側、つまりイン側に押し込もうとする力が働く。

多少の違いはあっても左右とも同様の作用を受け、その結果、走っているうちに左右からタイヤが押込まれトレッド巾が減少してしまう訳だ。

シリコンタイヤの特性もあってグリップが低下することは全くなかったし、粘着テープ自体はタイヤのコンパウンドよりかなり柔いので実車の低空気圧設定的なメリットはあったように思う。

今回TOM氏が ”Kさんの走り安定してるよ。見てて、多少あばれてもコースから外れそうにならない” と仰しゃられていた。

まぁ強力な粘着力ゆえタイヤが外れる心配こそないが、ヒート毎にズレを直していたのではやってられない。

いつかまたCOXカーを走らせるときにはニュータイヤに履き替えなくてはならないだろう。

その時は、やはりコンベンショナルなシアノアクリレート系接着剤が良いのかも知れない。

 

TOM氏のチータ・リバーサイド、鮮やかなマクラーレンカラーに完璧なスミイレ。

TKG氏コレクション、(左)クリヤボディ並にタイトなマセラティ バードゲージ &(右)チータ。

FJ氏コレクション (左)トヨタS800+フォードGT (右奥)ル・マン出場No.1マイルス/ハルム組GT40

 

(左)今回COXクラスはチータが沢山持込まれた。 制作意欲が正当化できそう...

      (右)エスロク&ハチはHONDAとTOYOTA勢力比 8台vs 4台とH社がダブルスコアで優勢

     実車と逆に(わずかだが)軽く、スクウェアでタイヤハウス干渉気にしないで済むHONDAの方が作りやすいゆえか。

       

明治屋 GP

今回 私はホンダS800に加えて新作のTOYOTAスポーツ800を持込んだ。

実車レース、富士スピードウェイはパワフルなホンダ勢が数でも圧倒的だった。

それでも、船橋サーキット等でトヨタスポーツも使える中速トルク、軽量かつ空気抵抗の少ないボディで対抗していたのは有名なハナシ。

60sスロットカーでも、前述の通りヨタハチの参加台数が少ない。

実際、昨年のシリーズ開催以来、表彰台はホンダがずっと独占している。

今回は、ホンダで前回優勝のKD氏、前々回2位のYS氏が欠場されていることもあって、

トヨタ勢のライバルは常勝US氏。

TKG氏はTMSCワークスにアップデートされ、ワンラップ、届かなかったもののトヨタ初の2位入賞。

私は2社2車使い分け3位と表彰台には上がれたものの、比べるとやはりホンダの方が速い。

トヨタ車は(少々欲をかいた13tハイギヤードが主因だろう)まだ詰めが甘かった、とは言えレーシングパラダイスのレースは終了。

これからはシダレーク(桶川)サーキットかガレージハウス(鵠沼)サーキットに合わせたセッティングを追求することになる。

ナロートレッドでアンダーパワー、もしかするとこのクラスにシリコンタイヤも相性いいかも知れない。

 

リザルト ;

1位: 66ラップ / HondaS800/US氏 

2位: 65ラップ / TOYOTA S800/TKG氏

3位: 65ラップ / Honda+TOYOTA-S800/KMY

ファステストラップ : 12.39sec /KMY

  2nd ファステスト    :12.54sec /TKG氏

 

 

<エピローグ>

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