先日、ビンテージスロットカーのレース,

" REDLINE7000 Round2 "

NASCAストックカー、Revel SP600キットの2種目、於南町田レーシングパラダイス(略RPMB)で開催。

 

今回は 横浜の蚤の市=ワンダーランドマーケットと日にちがカブってしまい、新たにお誘いした方も来られず、常連の方々のエントリーも少なかった。

そんな事情もあって、各ヒート5分間の長丁場?タイムレースとなった。

 

<60’s NASCA ストックカー>

ボディはAMTやハセガワ、タミヤのストックカー、その重量は迫力の250G、

レッドライン7000スタート!

↑  参加車両 (電関モーターのアメリカンストックカー)

 

<第1ヒート>

スタンディングは各自のコントロールボックス前、私は6コース、最もアウト側ながら先頭スタート。

だが、すぐに数台抜かれてしまう。

滑りやすいコースコンディションに手を焼いてタイムも伸びない。

最イン側3コースのUS氏プリムスが安定した走りでトップゴール、ファステストラップのオマケ付き。

2位は同ラップ23周YS氏、3位の私以下は1ラップダウン。

YS氏は2台エントリー、フリー走行では以前よりお使いのパープルメタが印象的なインパラの方が速い感じだったが、新しいギャラクシーも中々パワフルな走り。

 

<第2ヒート>

今日、コースもツルツルしてるように感じるのは自分のアクセレーションが悪い(≒ヘタな)のかも知れない。

中盤、US氏のプリムスと競り合った時、不安定に左右に暴れる私のインパラの後ろを走るプリムスはそこそこグリップしているようだった。

そんな私の危なっかしさからか、プリムスはインフィールドは譲ってくれたが、ストレートではやや離されてしまう。

プリムスといんぱら、シャーシーNo.10と11は2台同時に制作したものでモーターも同ロット。

つまりイコールコンディションなのだが、自分のミスでコースアウトしたせいもあって、トップから2ラップダウンの最下位。

第1ヒートに続いてUS氏のプリムスが1位でゴール。2位、3位はTOM氏とKD氏、共にギャラクシー。

 

<第3ヒート>

自分はマーシャル担当。唯一のプリムスは変わらず安定していて、3ヒート連続トップゴール。

グリップの良さはRタイヤのカドの落とし方かと思いレース後タイヤを見せて頂いたが、私のインパラより僅かに丸い程度だった。

2位はギャラクシーのTOM氏、3位YS氏も同ラップ。

 

<第4ヒート>

自分は、今回一番コンディションが良いと思われる3コース。

実際、最初の6コース程アバレず立上りの立直りも早い。

今ヒートのべストラップで廻るが、最初のヒートでUS氏がマークしたタイムには中々届かないが、諦めずにタイムを詰めるべく集中して走る。

直後を走るプリムスは振り切れないものの、インパラはSTART-to-FIN。

ようやく本日初めてのトップゴールを果たせた。

3位はYS氏、ここまでずっとトップと同ラップだったが、このヒートで1ラップダウン。

 

<第5ヒート>

5コースも比較的ス安定しているので、やる気出して攻める。

しかしながらファステストならず、また2度のコースアウトがたたって結果は周回遅れ。

トップでゴールしたのは3コースのTOM氏、2位はスティディの走ったKD氏。

それまで好調に思えたYS氏はコースアウトでトラブルか?中途リタイヤの模様。

リザルト ;

 1位 :プリムスヒューリー    TTL92ラップ(US氏)

 2位 :フォードギャラクシー TTL89ラップ(TOM氏)

 3位 :シボレーインパラ       TTL87ラップ(KM)

※ 4位フォードギャラクシー同87ラップ/KD氏

 

Ref. ファステストラップ; 

    プリムス:12.326(US氏/ヒート1:コースNo.3)

 

<60’s Revell Kitcar SP600>

先日、オークションで当時モノのスティングレイを入手した

が、未だレストアできず、前回同様コブラで走る事に。

後輪は、COX製ギヤを使うためインチサイズのキット用シャフト&ホイルにアルミ製ホイルキャップを使用。

COXギヤはモリブデン含有で極めて軽く廻り歯数も豊富に選べるので今日でも重宝している。

前輪はプラモに入っている”GOODYEAR”文字付の硬質タイヤをバンプロ製ミリサイズホイルにハメ、AYKコピーのホイルキャップで締めた。

 

1月に走らせた時フリー走行でコゲ臭くなり、コワレた?かと思えた我がコブラだが、本番は尻上がりに調子を上げてたので

今回は期待できる..。

だが、第1ヒートのスタート直後、3台が絡んでコースアウト。結果は全員同ラップの22周で自分は3位。

コブラに鞭打ち最初のファステストをマークしたが、第2ヒートUS氏250GTOのラップタイムとの差は0.05秒。

しかも第2ヒートで 250GTOはべストラップ24周をマーク。

第3ヒート、グッドコンディションの3コースで、12秒を切ってファステスト更新しGTOと同じべストラップ24周を廻って1位。

最終第5ヒートは、ストックカーで滑りやすいと思った6コース。

だが、レース終盤になるとレーンコンディションも良くなったようで攻めて走るのが楽しい。

結果は(良い訳みたいだが) コースアウトもあって、GTOに次ぐ2位でゴール。

トータルラップで敵わないのが分かっていたので最終レースの最終ヒートでベストを尽くせれば悔いはない。

充実した一日だった。

 

リザルト ;

 1位 :250GTO TTL95ラップ(US氏)

 2位 :COBRA   TTL94ラップ(KM)

 3位 :250GTO TTL91ラップ(YS氏)

※ 4位250GTO同91ラップ/KD氏

ファステスト ; COBRA : 11.694(KM)

 

Ref. 前回1stラウンド

  ⇒  60sスロットカー<レッドライン7000 2024.01 リザルト>(ameblo.jp)

 

今回、コブラとフェラーリは高速コーナーやストレートのスピードは全くの互角、

何度か並走して走っていると、🎥ガンボール”(=邦題:激走5000キロ)のワンシーンを思い出した。

ブレーキングだけは私のマイクロSWが有利かも知れないが、機械、機構に頼りっぱではイケナイ。

実は最終ヒートで、そのブレーキボタンがポロリと外れ!コースアウトしてしまったのだ。

機械に頼るからにはちゃんとメンテやチェックをしないとイケナイと教訓になった。

 

レース後の談話で、みなさん曰く ”デジタルを使うと戻れない” また、超ベテランTOM氏は ”大きいドリフトは、前に進んでない

ってコトだからタイムロスになってる”..等々、話に花が咲いた。

 

今回は常連YM氏不参加ゆえ、アナログコントローラは自分だけ。

確かに、デジタルコントはダイヤルでレスポンスや全閉ブレーキがアジャスタブルゆえ立上りでレバーを不安なく握り込めるのは悪くない。

が、車種や設定によってはもどかしくも感じる。実は今回、私はコントローラを2種類用意した。

シリコンタイヤでスライドし易いが、大柄な車体でコントロール巾のあるストックカーにはAYKの最終型8Ω。

SP600、即ち扱い易いFT36コブラ用には操作も軽い初期型AYKに4Ωをカットした実質2~3Ωプラス全開SW付で走った。

 

我ながらアバレるストックカーを上手くコントロールできたとは言い難いが、コブラにはドンピシャのコントローラだった。

コンマ1秒以下の違いだろうが、全力加速の物理的レスポンスが早いので、例えばコースによって250GTOがコブラより良く伸びてる時でもインフィールドの”開け閉め”繰返しではアドバンテージがあったように感じた。

多少ラフな加減速もソフトなスポンジタイヤが吸収してくれてたこともあるだろうが、全てのバランスがベストだったのではないかと思う。

AYKのコントローラは全開時にレバー操作に連動してONとなるようマイクロSWを付けた。

右端はGOSEN製、AYKがコントを出すまではゴーセンのワンメイク状態で、私は2種類のブレーキ、ひとつは強力な逆電ブレーキでもうひとつが短絡ブレーキとしていた。あの17メートルのロングストレートに続く大バンクから下りの直線を経て、90度ヘアピン!

兎にも角にもハードブレーキングがマストなのだが、そのハードブレーキでは後のS字やトリックカーブでギクシャクしてしまうからだ。

勿論、今では別の二種類(直結短絡と弱抵抗経由)のブレーキに改装し、全開SWを追加した。

全開と言えば、50年前の白金では、さらにジャックからコントローラまでの配線距離の抵抗を気にしてジャックの所に全開となる短絡スイッチを付けて、これをレバー操作のA接リレーでONにさせる、なんていう御仁もおられた。

確かにリレーの為の給電や動作タイムラグがないものと考えれば、それもひとつの正解だろうが..。

 

 

--------------最近 入手したレストアベース-------------

↕ 左はモノグラムPORSHE904、右はレベルSTINGRAY。

当時、海外メーカー製キットカーはパッケージの中にモーターが入っていたのを思い出した。

どちらもFT36でレベル社は独特の青いカンケースのモーターを国内で入れていたそうだが、リード線もOEM仕様が異なるのか硬化しやすいモノ。

今日、当時モノを入手すると必ずと言っていい程配線はカチカチで使い物にならない、が、なぜか本体の品質は悪くなくRevellブルーのハズレモノに当たった事がない。

一方、モノグラムは赤いカンケースでロングシャフト、品質はレベル社程揃ってないように思うのは輸出入のせいか。

また904用のFT36には珍しい8tのピニオンが付いている。

小柄のボディに合わせてローギヤリングに設定したのはメーカーの配慮だろうか。

(大柄のデューセンバーグやベンツなどは10tが付いている)