先日、今年最初のビンテージスロットのレース,

" REDLINE7000 Round1 "

NASCAストックカー、Revel SP600キット、USRRC RP66

の三種目、於南町田レーシングパラダイス(略RPMB)開催。

 

先ずはフリー走行。YM氏から第2コースの調子悪いと聞き、

自分もストックカーで試した。

レスポンス悪く、場所により電圧低下なのか?思うように

パワーが出ない。

次に、先日直したばかりのコブラを走らせたら、さらに

ノロノロとしか動かない。

他のレーンに代わったらマシになったが、SP600クラスの

みなさんに比べかなり遅い..ガマンして走らせてたが、

そのうち何と!モーターがコゲ臭くなってきた

 

一旦、シャーシからモーターを外してみると、ブラシ廻りに

オイル(&モリブデン)が沁みているのが気になった。

ティッシュで拭い無負荷で廻してみると、コゲ臭くはないが、

まだ回転に勢いがない。

そこで、ブラシスプリングを少し開いて入れ直したら、

少しはトルクも出てきたので再度セット。

あとの本番は 海となれ山となれ、なのだ。

 

<60’s NASCA ストックカー>

そしてレッドライン7000、ストックカーレースから開始。

↑  参加車両 (電関モーターのアメリカンストックカー)

 

<第1ヒート:レーンNo.2>

先ずオープニングの第1ヒート、悪印象の2コースからスタート。

スピードが出ず、無理して走っているうちにコースアウト。

13周走ったトップUS氏プリムスから2周遅れの最下位

2位TOM氏ギャラクシー、3位YM氏ダッジチャージャー。

 

<第2ヒート: レーンNo.7>

2コースとは反対側端っこ7コース、電圧は安定してるが、

コーナー毎に違うグリップ感に戸惑い、又も最下位

この7コースを私の前に走ったUS氏はトップゴール、

最初のファステストタイムも叩き出している。

(プロフェショナル流石)

2位はYS氏CHEVYインパラで今ヒートのファステスト。

3位はKD氏のギャラクシー。

YM氏チャージャーはボディマウントを壊し中途リタイヤ。

 

<第3ヒート: レーンNo.3>

3コースはコンディション良く、US氏の前、即ちトップゴール

本日のファステストラップもゲット。

気になった2コースは、前のヒートでTZ氏、今回のYS氏とも

ラップ遅れだった。

 

<第4ヒート: レーンNo.5>

5コースもスティディなので、やる気出して積極的に攻めて走る。

隣の6コースで先行するUS氏を追いかけたが、2位でゴール。

US氏のプリムスは安定してSTART to FINISH。

ところで、調子良くなかった2コースもレースが進むうち、

不思議なもので速度ムラは解消した様子。

このヒートで2コースのTOM氏は3位、次のヒートでYM氏が

2位になった事から不具合はクリアしたようだ。

 

<第5ヒート:レーンNo.6>

今回は上位走行のUS氏がマーシャルゆえ順位を上げるチャンス。

調子の良いTOM氏ギャラクシーとダンゴで走り、ホールショット。

3連続となるヒート毎ベストラップをマークしたが、接触などで

コースアウトして、またも2周遅れの最下位

このヒート、トップゴールはコンスタントに走ったTOM氏、

2位はボディ換えたYM氏ワイルドキャット。

3位はYS氏インパラ。

 

<第6ヒート:休>
自分はコースマーシャル。調子を上げたYM氏はスタートで飛び出し

先頭を走るが、2周目にはUS氏プリムスが並びかける。

その後、US氏はベストラップをマークしトップに立ち、僅差で追うは

YS氏インパラとYM氏ワイルドキャット、前回トップゴールのTOM氏が

すぐ後ろについている。

パープルメタの塗装が美しいYS氏のインパラは(ヒトの事は言えないが)、

見ていてコワいくらいテールを左右に振っていて大迫力。

それでもブレーキ付コントの利点か、時折ワイルドキャットが前に出る。

暫く続いた2位争いは見ごたえあったのだが、先ずワイルドキャットが、

ついでインパラもコースアウトし、US氏はそのままトップゴール。

2位TOM氏、3位は縦目とロングテールが印象的なポンティアックTK氏。

US氏はベストラップに加え、唯一プラス1周となる14周をマーク。

他車全てラップ遅れにした訳ではないが、時間内に入らなければ同じで

2位以下は全員マイナス1周カウント。

 

<第7ヒート:レーンNo.4>

最終ヒート、いつものコントロールボックス前スタートなのでアウト

コースのTOM氏に続いてスタート直後のバンクに入った..つもりが、

インコースからロケットダッシュしたワイルドキャットのテールが、

我がインパラのリヤタイヤをヒット。

レーンアウトから復帰して本日4度目のベストラップをマークしたが

その直後にギヤ抜け*1で走行不能、4度目の最下位

 

リザルト ;

 1位 :プリムスヒューリー    TTL80ラップ(US氏)

 2位 :フォードギャラクシー TTL78ラップ(TOM氏)

 3位 :シボレーインパラ       TTL75ラップ(YS氏)

 

Ref. ファステスト; インパラ:12.309(KM/ヒート3:コースNo.3)

        2nd.ベスト ;   インパラ:12.444(YS氏/ヒート2:コースNo.4)

        3rd.ベスト ;   プリムス:12.644(US氏/ヒート1:コースNo.7)

n.B. 各ヒートでのベストタイムなのですべてのレコード比較ではない。

        例えば、ヒート2、4、どちらもトップでゴールしたのはUS氏だが、

         ヒート2ではYS氏が、ヒート4では私がベストタイムなので、その都度の

         2ndラップタイム記録はない。

 

本日の教訓となったセッティング

電関モーター搭載の’60ストックカーは約250g程にもなる。

1/24フルサイズのスロットカーとしては最重量級だろう。

プラフィット的ダルな安心感はないが、重量ゆえ安定して走れる。

その大きさゆえドリフトも迫力あるが、コーナーでボディ同士が

コンコンと少々当たっても、いきなり外れる事も少ない..だが、

勢いのついたイナーシャを受け止めるには工夫も必要。

隣を走るクルマに ”A”サイドからヒットされると”B”方向に押される事になる。

普通のコーナーなら何てことないだろうが、フルスピードでのバンク等では

MC2乗、つまり質量もスピードもあるのでプラフィットカーでは考えられない

イナーシャがかかる。

”B”の先はベアリング、即ち軸受はスラスト方向固定のためクリアランスは

”0”㍉、それ以上”B”側に逃げられず、ボス止めしているスパーギヤと

ホイルの間隔を詰めるようなストレスが当然かかる。

つまり、ギヤとホイル間の2㍉のクリアランスが、ギヤがズレてしまい

内側にクリアランスができてしまい、ピニオンとスパーのかみ合わせに

不具合が生じてしまったのだ。

自分の場合、シャフトのイモネジ接触部はヤスって平らにしてるのだが、

イモネジの圧だけでは耐えられなかったのだ。

それでも直線と左コーナーでは車体が右側、つまりドリブンは左側にある

から走れるが、右コーナーで(車体に左方向の遠心力がかかるため)相対的

にピニオンが左側に寄ってかみ合い浅くなり、遂にはスパーギヤを削って

カラ廻りするようになってしまった訳だ。

ものは考えようで、クラッシュ時にボスの緩みやシャフトの曲がりで、

このストレスを受け止める、と言うのもありかも知れない。

が、このギヤとホイル取付部スキ間にスペーサをピッタリ入れておけば

今回のトラブルは防げたハズだ。

↑ 次回に備え、傷んだスパーを交換、スペーサを追加。

 

        

<60’s Revell Kitcar SP600>

フリー走行でコゲ臭くなり、コワレたかに思えた我がコブラだが、

5コースで最初のヒートは運よくトップゴール。

2位はすぐ直後に隣6コースのTOM氏が、3位は7コースKD氏で

いずれも250GTO。

 

第2ヒートもコンスタントに走り、トップUS氏より1周遅れながら

2位でゴール。3位は希少なスティングレイのTK氏。

コブラのモーターは、全くコゲ臭さはなく(始まったばかりだが)

熱もなく、むしろ冷たい位でホッとした。

3ヒートではマーシャル担当。この時は1位TOM氏、2位KD氏、

3位US氏と、フェラーリGTO軍団の1-2-3。

 

その後モーターも調子を上げ、ストレートで追いきれなくても

コーナーは痛快だった。

今回、バランス変えたウェートのためかコントローラブルで

頭からオーバースピード(イキナリ抜けない程度)で突っ込み、

初期にテールを振ってなるべくまっ直ぐ立ち上がると速い。

何故か4年以上前の古いタイヤのグリップも最高。

第4、5ヒートともトップでゴール。カウンターもMAX14ラップ。

... 尤も2位3位のUS氏、YS氏も14ラップ (^^;)

 

続く6ヒートでは調子にのって攻めすぎてコースアウト、

最終7ヒートでは再びトップゴールしてトータル2位。

リザルト ;

 1位 :250GTO TTL82ラップ(US氏)

 2位 :COBRA   TTL80ラップ(KM)

 3位 :250GTO TTL80ラップ(TOM氏)

ファステスト ; COBRA : 11.853(KM)

 

< Early USRRC, Revell-Pitman's 66

昨年からRP-77モーター搭載で始まったUSRRC。

当初計画されていたRP-66のパーツ供給のメドも立ち、今回

66クラス腕ナラシ兼ね?レッドライン7000に併催となった。

自分は未だタイプ77しかないのだが、タイプ66の方が明らかに

よく廻る。

結果はKD氏キングコブラがブッチギリ、SP600クラス 1位と同じ

82ラップをマークし、出走した全てのヒートでベストラップを

続け、遂には11秒台をマーク。

昨年中のRP-77でのファステストは同じKD氏12.443だった。

やはり以前記した通り、タイプ77はピットマン66の廉価版

なのだろうか。

 ⇒ 新シリーズUSRRC w/レッドライン7000  (ameblo.jp)

 

リザルト ;

 1位 :キングコブラ TTL82ラップ(KD氏)

 2位 :ポルシェRS TTL78ラップ(US氏)

 3位 :ポルシェ550 TTL76ラップ(YS氏)

ファステスト ; キングコブラ : 11.995(KD氏)