2024年1月 続・我が青春のジュビロ磐田の近況報告 | サブエーテルの風に吹かれて

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さて、2022シーズンのJ1終了時、ジュビロ磐田と清水エスパルスの静岡勢がそろってJ2に降格。

奇しくも、J3から藤枝MYFCがJ2に昇格。

2023シーズンはなんと、静岡から3チームがJ2に参加。

静岡勢三つ巴の戦いはJ2三国決戦と銘打たれ・・・いやいいんだかどうだか、なのですが。

このシーズンは藤枝と磐田の試合を軸にJ2の試合を良く観戦しました。

おかげ様で、J1の方の関心が薄れてしまい。いや、時々J1も観てはいたのですが。

DAZNでサッカーを1日3試合ぐらい観戦すると疲れてしまうもので。

で、2023シーズンのJ2ですが、昇格したばかりの藤枝が快進撃を見せた一方で、磐田と清水はピリッとせず。

清水は主力の放出を押さえJ2では圧倒的戦力を保有しながら序盤はなかなか勝てず、有り得ない程の引き分けを積み上げていました。

一方、我がジュビロ磐田ですが、なんとFIFAからの制裁を喰らって1年間補強禁止の、とてつも無く厳しいペナルティが課せられました。

ちょっと前に獲得したコロンビア人FW「ラッソ」こと、ファビアン・ゴンザレスの獲得に際し、ジュビロ側の不正があったとの事で。

タイのクラブとの契約が成立していた後に、ジュビロが強引にラッソと契約した、とされ。

いや、そんなんラッソの代理人が、やらかしたんじゃないの?

そして、ジュビロもスポーツ仲裁裁判所かなんかに異議申し立てしたものの、ジュビロに課せられた制裁は覆らず。

こんな厳しい制裁など聞いた事が無かったのですが。

何と理不尽な。

いや、絶対エースで2021シーズンJ2得点王のルキアン。

そして、放出した横浜FCで2022シーズンのJ2得点王となった小川航基。

この二人が居ながら、そしてその後にこの二人を放出してまで、欲しかった選手だったのかなあ、と、ジュビロファンの多くが疑問に思った事でしょう。

だって、ラッソはシュートがヘタなのですから(泣)。

日本人には太刀打ち出来ない、異次元の身体能力とスピードを持ちながら、足元でモタつく、やるせなさ。

でも、喜怒哀楽が激しいラッソは憎めないキャラだったんです。

横内監督曰く、2023シーズンが開幕してから試合に出れない日々が続いても、ラッソは腐らずに黙々と練習をこなしていた、と、評価をされていました。

尚、ジュビロの新監督は日本代表コーチだった横内昭展。

システムは攻守に安定し現実的且つ面白味の無い4-2-3-1。

限られた戦力で、辛抱強く戦いJ1昇格を目指す為の現実的なシステムで。

横内さんは悪く無いのですが、面白いサッカーと言う点では、物足りないのは致し方無し。

さてさて、困難なシーズンの開幕戦は、ホームのファジアーノ岡山選。

岡山は、既にJ1クラスの実力を擁しており、ヨルディ・バイスと柳育崇のCBが個の守備が強力で。

更には守備だけにとどまらず、バイスの守備からの前線への正確なフィードによるチャンスメイク、セットプレーからの柳の強力なヘディングによる得点で、攻守に渡って強力で。

この開幕戦、我がジュビロ磐田は岡山に3点のリードを許し(泣)!

困難なシーズンの始まりを予感させる不吉な開幕戦でしたが。

その不安をかき消すサプライズが。

後半、杉本健勇と交代し初出場した若干17歳、高校2年生・身長191cmの長身FW後藤啓介が、後半だけでまさかの2得点!

前シーズンのJ1、ほぼフル出場した杉本健勇の得点がPKでの1得点だけだった、と言うのに!

いや、杉本健勇は前線からの守備で凄く頑張ってましたから。

岡山戦は2-3で敗戦したものの、後藤啓介の2得点で、かすかにジュビロに希望の光が差してきました。

後藤啓介、頼もしいではありませんか。

ジュビロ磐田の序盤戦は、負けたり勝ったり引き分けたり、を繰り返し。

第4節アウェーの大宮アルディージャ戦、初めて大宮のNACK5スタジアムまで観戦に行きました。

ゴール裏で観戦。

スタジアムは小さめで見やすく迫力があったのですが、ゴール裏は太陽が凄く眩しくて。

3月の試合だったのに直射日光が暑く眩しかった記憶が。

試合はジュビロペースで進むものの、大宮がアンジェロッティの得点を守り切って0-1でジュビロは敗戦。

ジュビロはファンとしては、何とも煮え切らない、モヤモヤっとした試合でした。

これでは今季のJ1昇格は厳しいかと、正直、諦めていたのですが。

では、今回はこの辺で、お開きとさせてください。

続きは、またの機会に。