2024年1月 我が青春のジュビロ磐田の近況報告 | サブエーテルの風に吹かれて

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ジュビロ磐田は発足当時から応援しており、いつも心の拠り所はジュビロ磐田でした。

2023年シーズンは、J2に昇格した藤枝MYFCの躍進と、藤枝率いる須藤監督のフィロソフィーに心を奪われ、藤枝MYFCに夢中でありました。

藤枝は、地元ですから、盛り上げたく。

一方、ジュビロ磐田は根っからのファンですから、決して藤枝MYFCに浮気した訳では無く(汗)。

直近のジュビロ磐田を振り返れば。

2019シーズン、アウェーの横浜Fマリノス戦を会場まで観戦に行きました。

カウンターを仕掛けては跳ね返され、攻守逆転しマリノスのクロスカウンターが炸裂!

攻めたところで得点出来そうにありません。

攻められたらもう危なっかしく。

ジュビロGKカミンスキーがスーパーセーブを連発しながらも0-4の大敗。

何をしたいんだかもう分からなく、会場でビールをガブ飲みするしか為す術が無いボクなのであった。。。

案の定、そのシーズンはJ2に降格(泣)。

その後も、監督の人事やら戦術やらで、右往左往し紆余曲折はあったものの。

J2の2021シーズンは且つて名波を中央に配置するN-BOXと命名された布陣で史上最強だったジュビロ磐田を率いた鈴木政一監督が就任しJ2優勝。

サイド攻撃が主体の超攻撃的な3-4-2-1は、スリリングで面白く。

エースのルキアンがJ2得点王に。

 

2021シーズン基本フォーメーション

 

      ルキアン

 (小川航基)(ファビアン・ゴンザレス)

 

  大森晃太郎  山田大記

  (大津祐樹)  (金子翔太)

 

松本昌也 遠藤保仁 山本康裕 鈴木雄斗

(小川大貴) (今野泰幸)

 

  伊藤槙人 大井健太郎 山本義道

  (伊藤洋輝)(小川大貴)(森岡陸)

 

      三浦龍輝

      (八田直樹)

 

とにかくサイド攻撃のパターンが豊富で、両サイドの松本、鈴木が、深くえぐってクロスを上げ、トップ下の大森・山田が中央でシュートしたり、またはトップ下の大森・山田がサイドに流れてクロスを入れたり。

または、浅い位置からCBの伊藤洋輝が長いクロスを入れたり、CBの大井がゴール前でクロスに合わせて得点を決めたり、と。

攻撃のバリエーションが豊富で面白いサッカーでした。

CFは圧倒的エースのルキアンが君臨しており、期待していた小川航基の出場機会は少ないのが残念でしたが、良いシーズンでした。

鈴木政一監督は、ほぼジュビロでしか指導経験が無い謎の監督ですが、面白いサッカーで結果を出すところが凄く。

このシーズンはもう良いトシのおじいちゃんでした。

シーズン終盤は体調不良によりコーチの服部年宏が監督代行となりJ1昇格を決めました。

J1に昇格した2022シーズン、エースのルキアンを福岡に放出、次期エース候補の小川航基を横浜FCに放出。

CFは、新加入の杉本健勇にエースを託し。

そして監督はヴァンフォーレ甲府を率いてJ2上位に導いた伊藤彰を招聘。

フィジカルとスピードに傑出したコロンビア人FWファビアン・ゴンザレスの攻撃力に期待大で。

伊藤彰監督は、前任の鈴木政一監督のシステム3-4-2-1を踏襲しつつ、オリジナルな攻撃も試み、スリリングな試合を好む良い監督でありました。

シーズン前半は、J1残留出来そうな位置にいたのですが。

終盤戦で低迷。

期待された杉本健勇も、シーズンを通して得点はPKの1得点のみで物足りなく。

でも、前線からの守備は凄く頑張っていたんだよなあ。

ファビアン・ゴンザレスは、フィジカルとスピードは圧倒的で日本人には太刀打ち出来ませんが、足元のプレイにモタつき足技がヘタクソなんでした(泣)。

喜怒哀楽が激しく、デカい身体してるのにファールされて転んで大袈裟に痛がったりして・・・でも憎めない選手でした。

で、終盤戦はアレヨアレヨと負けが込み。

シーズン終盤の浦和戦で、伊藤監督は攻撃に特化したシステムで臨み0-6で潔く大敗。

伊藤体制は花と散り。

伊藤彰監督は解任され、伊藤監督と二人三脚でチームの強化に努めた渋谷氏が監督に就任。

既にJ2降格が濃厚で、渋谷監督の就任は「火中の栗を拾う人事」と呼ばれました。

しかしながら、終盤のJ2首位の横浜Mマリノス戦で、渋谷監督は終盤の選手交代で激しくポジションを入れ替え攻撃を左サイドに特化する鬼手を指し。

ジュビロのカウンターから左サイドで古川がドリブルでボールを運び、左の松原后へパス。

その松原のクロスを受けた古川が反転し、一旦タメを入れた上で右足でゴール右隅へシュート。

このゴールが決まり、ジュビロは強豪マリノスに勝利したものの、時すでに遅し。

案の定、ダントツ最下位でJ2へ降格。

面白いサッカーをしたシーズンだったのですが。

でも、監督のせいでは無く。

むしろ、J2得点王のルキアンの放出と、次年度のJ2で得点王となった小川航基の放出が、悔やまれたかと。

ストライカーの人材不足が深刻なシーズンでした。

何しろ、このシーズン、シュートが一番上手かったのはMF大津祐樹でしたから。

今回はここまで。

夜も更けましたので。

続きは、次の機会に。