サブエーテルの風に吹かれて

サブエーテルの風に吹かれて

サッカーと、音楽と、好奇心の部屋

4月で55歳になります。

もうこんなに年寄りになってしまったのか。

気は若くもあり、幼くもあり。

身体はあちこちガタガタで劣化が著しく。

年相応の外観と、不相応な幼き精神年齢。

さておき。

現在はインターネットが発達し、何かとPCで検索出来る便利な時代。

文字は最小限に、画像と動画が発展してきましたが。

我々の若き頃は活字文化でした。

子供の頃から読書好きで読書に没頭しましたが。

小難しい本は好まず、SFや中高生向けのジュブナイル(読むマンガみたいな軽い小説)、落合信彦の国際政治モノ、そして漫画などを好んで読みました。

中学生の頃はプロレスが好きで「週間ゴング」を愛読。

漫画誌はいろいろ読みましたが「週間ジャンプ」派で。

高校生の頃はラジオ番組でアメリカン・ポップスを聴くのが好きで「ロッキング・オン」「クロスビート」を愛読。

浦和に在住していた大学生の頃、Jリーグが開幕し「サッカーマガジン」と「サッカーダイジェスト」を愛読。その後、週刊化されました。

学生時代は、チケットぴあ誌もときどき購入。

映画や各種イベント情報が盛沢山で、イベント情報の紹介が上手く、読んでワクワクしました。

当時の誌面のライターは表現力が豊かで、とにかく魅力的でした。

一方、期待して観に行った映画がつまらない事も度々。

特に、ミニシアターで上映されたマニア向け映画が。

「グレン・グールドをめぐる32章」

 天才ピアニスト、グレン・グールドの伝記映画。

「ヴェルクマイスター・ハーモニー」(社会人になってからの作品かも知れません)

 ハンガリーのタル・ベーラ監督作品。SF?モノクロ映画。流麗なカメラワークとのレビューに惹かれて観に行ったものの。

しかし、悪いのは作品の魅力を理解出来ない自分なのです。

休日、ワクワクしながらミニシアターに行き、退屈になって寝る。

それが良い。それも人生経験。

ライターの魅力的でワクワクさせる文章に感謝。

社会人になってからも雑誌は良く買いました。

 

若き日は活字に溢れており、まさに活字文化でした。

当時の誌面の文章は、こぞって面白く。

スポーツなどは、まだインターネットが普及していない時代でしたから。

世界のサッカーは、誌面で写真を眺めながら読むものでした。

ライターは、文章で臨場感を表現し読者を魅せました。

誌面の表3(裏表紙の裏面)には、海外サッカーの観戦ツアーの広告が掲載されたりしていて、そちらの方も結構、繁盛していたのでは。

カンプ・ノウでのFCバルセロナ観戦ツアーや、サン・シーロでのACミラン観戦ツアー、とか。

世界のサッカーは、なかなかTV放映されませんでした。

年末に国立競技場で開催されていた、欧州チャンピオンと南米チャンピオンの対戦・サッカークラブ世界一決定戦「トヨタカップ」が日本テレビで放映されていた、ぐらいでしたから。

スポーツ誌の活字を読んで、想像力を膨らませ。

海外サッカーの観戦ツアーに行きたいなあ、などと思いつつ、このトシまで一度も海外旅行を経験した事の無い自分なのであった。

スポーツ誌の中では、「Number」誌のライターの文章が秀逸で、時々読みました。

文章が上手い。読み手が惹きこまれる。臨場感と迫力がある。

以上をまとめると、面白い文章、と言う事になります。

社会人になってからスポーツの興味はほぼサッカー一辺倒とりましたが、ナンバー誌の文章は読者になんでも興味を持たせる強引な説得力と魅力に溢れていました。

さほど、野球に興味が無くなってからも、野球の文章が面白かったりすると、野球が観たくなる。

吉目木晴彦「魔球の伝説」、書店でなんとなく手にとった本ですが、面白かったなあ。

これぞ、活字力。

 

まだまだ続きがございますが。

文章を書くと言う事は、結構疲れますので。

今回は、このあたりでお開きとさせてください。

続く。