2018.4.11「XJAPAN Zepp DiveCity Tokyo」 | りょうさんの「X JAPAN 回顧録&現在記 II」

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旧ブログ『りょうさんの「X JAPAN 回顧録&現在記」』の復刻&続編です

「復活10周年記念 XJAPAN LIVE 2018 アメリカフェス出演直前 

PREMIUM GIGS ~ YOSHIKI 復活の夜 ~」

Zepp DiverCity公演

2018.4.11

 

 

※この日の記事は、X JAPANのLIVE記事の中でも、最も思い出に残る記事の一つになるはずでした・・

 

 

 

◆2018.4.11「 1F フロアースタンディング」

整理番号111番

 

 

この日、午後4時半頃に会場へ到着   そのまま「本人確認」を済ませました

 

 

 

 

 

 

この日のお台場は、すごい強風でした

前日の公演に行った人が 「お台場寒いですよ」と言っていたので、半袖の上に長袖を羽織ったものの

夕方になると気温も下がってきて、とにかく寒い、寒い、寒い・・

 

午後6時の開場時間になっても、まだサウンドチェックパーティーが始まらず・・

結局、サウンドチェックパーティーが終了し、VIPパッケージ組が外に出てきたのが午後7時頃

( この日の開演時間は午後7時~ )

 

VIP組もそれぞれの整理番号に並び終わってから、まずは2階フロアー組から入場

「整理番号1~200番」の列が入れたのが、午後7時半過ぎ

 

 

↑ 3列目からの風景

 

3列目のドラムとピアノの間を陣取り成功

始まったら、2列目にグイグイいくわっ!

 

・・・そして、ここから予想もしない事態が発生-

 

 

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開演15分くらい前の事

 

 

登場を今か今かと、ワクワクしながら待っていたら、一瞬、目が暗くなった感じがしたと思ったら

突然、その場で倒れ意識がなくなってしまいました

 

 

それから、数十秒なのか数分なのか分かりませんが

一瞬だけ、意識を取り戻したものの、そのまままた意識がなくなってしまいました・・

 

 

再び、意識がわずかに戻った時、私は最前列の柵のところに居て

警備スタッフの人達が集まっていて、何か話しかけられていましたが、意識が混濁状態だった為

話をする事ができず、また自分が倒れた事も全く記憶にない状態でした

 

 

みんなが何か言ってる・・

なんだろう?なんでここ(最前列)に居るんだろ・・???

なんだか分からないけど 「大丈夫です」って言わなきゃ・・

 

無意識に「大丈夫です、大丈夫です」と言っていたら、「大丈夫じゃないですよ!」と、

段々、周りの声が少し聴こえてきて、そこでやっと、自分が突然倒れた事を何となく把握でき

スタッフの方の「とにかくここから出ましょう」という言葉に反応し、出なきゃマズイと思ったものの

柵から出ようとしたけど体に力が入らなくなっていて、すぐに立てなかったその時-

最前列に居た25~30歳前後くらいの女性に

 

 

「みんなの迷惑なんだよっっ!」

 

 

その心無い罵声を浴びせられた時、その言葉に反応して意識がハッキリしました

 

 

「大丈夫です」って言った事が、「嫌です、ここから出たくありませんって聞こえたのかもしれない

体に力が入らなくて立てなかっただけなのに、出たくなくて柵にしがみついているように見えたのかもしれない

開演直前だったから、そう捉えられても仕方ない

 

 

 

当日は、しっかり睡眠も食事も取ったし、体調も全く悪くなかったどんな炎天下の野外LIVEでもキツキツのライブハウスでも、倒れた事なんて一度もなかった

 

 

突然、倒れて、その事が記憶にない状態だったのと、意識が混濁していた状態で、

何か迷惑掛けているのかと思い「大丈夫です」=「すみません」のつもりでも言っていたのだが

倒れて自分が一番ショックだったところに、あの罵声は、ひどく私の心を傷つけました・・

 

 

 

外のロビーで看護師さんらしき方から、脳貧血を起こしている状態との事で、

しばらく横になって安静を取る事になりました

勿論、貧血持ちではありません

 

 

看護師さんらしき人に、「まだ始まってないから回復すれば中にいけるよ、大丈夫」と励ましてくれた

「さっき倒れた時、立てないでいたら、女の人から 「みんなの迷惑なんだよっ!」って罵声を浴びせられたんです」

「あの言葉で中に戻ろうという気力まで奪われた気がするくらいショックです」

そう話をすると、「そんな事言われたの?ファンの人に?」と驚いていました

 

 

 

しばらく横になっていると、ドア向こうから大歓声が湧き上がり、開演したのが分かった瞬間

ドア一枚隔てた同じ会場に居ながら、立ち会えないでいる状況に、ただただ落胆するだけでした・・

 

うそ・・・

これって、夢なの・・・?

 

 

少し落ち着いてきたところで

「中に行ってみますか?また倒れるといけないから前には行かないで下さい。ドア近くの所で見て下さい」

そう言ってスタッフさんが前の方のドアから会場内に入れてくれました

 

でも中は、蒸し風呂のようになっていて5分もしないで立っていられなくなり、壁にもたれかかっていたら

すぐそばに居た女性が異変に気付いて、お声掛けしてくれました

 

私のせいで、楽しみにしていたはずのこの日のステージの一瞬一瞬を

見逃させるような事をしてはいけない

 

「ちょっと立ちくらみみたいで、大丈夫ですあせる申し訳ありません」そう言うと

「良かったら、このお茶飲んで下さいね」と、お気遣い頂いてそんな状況の自分に泣けてきました

 

 

私が、Zepp公演で会場内に入れたのは、このわずか10分くらいで

立っていられなかったので音だけ聴いて、ステージはほぼ見ていません

 

 

 

その後、ロビーで再び介抱を受け、数十分が経ったころ、私服のスタッフの方と警備の人が来て、

あと20分くらいで公演が終わると告げられ、もう一度入るかどうしますか?と聞かれ

看護師さんと話をした結果

これ以上居ても、会場内に入れないだろうと判断し、そのまま私は一人会場を後にすることになりました

 

術後、YOSHIKIさんがドラムで復活する日を、どれだけ夢みてきたことだろう

もう叩く姿を見れない場合もあるのかもしれないと思いながらも

YOSHIKIさんが無理をしてくれているから、この日を迎えられたのに

私は、Zeppの会場に居るにも関わらず見る事ができず、ショックでまだ放心状態にあります

 

体調の著しい変化を自分で感じていれば、自ら前の列から外れて、端っこに行きます

あの心ないファンの言葉には、本当にショックでした

 

 

あてくしに、あんな言葉吐いたオメーは

「ぬっころすリスト」に載ったぜっ

 

【 追 記 】

 

後日、私が倒れた付近にいたという複数の方から連絡を頂きました

倒れた時、複数の人達がスタッフさんを呼んだり対応してくれていたそうです

開演直前で倒れた事を心配、また気の毒に想って頂いたと伺いました

その場で対応して下さったファンの方々、有難うございました

この事を複数の方々からお伺いできて、気持ちが救われました