つれづれにっぽん36【七福神に日本人いない件】 | つれづれ にっぽん

つれづれ にっぽん

にっぽんの神話を、エッセイ風に書いています。

【七福神に日本人いない件】

 


ことあるごとによく見かける七福神。

 

実は、日本の神様が一人しかいないってご存じですか?


いろんな説がありますが、今回は一説をご紹介。

気になったら、調べてみてください。

 

 

この話を始める前に、一つ知っておいてほしいことがあります。それは、


「神様は合体する」


ということ。

 

さすがは八百万の神を持つ日本、

なんか、ごっちゃになるんです、いつの間にか。


神仏習合もそんな感じですよね。

これを分かっていないと、七福神の話はできませんっていうくらい、ごちゃごちゃです()

 

ではまいりましょう。

 

 

 

●恵比寿(えびす)さま

 

この方は唯一の日本の神様。

イザナギくんとイザナミちゃんの、最初の方の子供です。

イザナギくんたち、結婚の仕方を間違えて、

初めの方は、ろくな神様生まれなかったんですね。

恵比寿様はその一人。

その後大成して戻ってきて、こうなりました。

この話はまたいつか。

 

 

●大黒(だいこく)さま

仏教の、大自在天(だいじざいてん)と、

オオクニヌシ(いなばの白兎に出てくる人)が混ざりました。

オオクニヌシの話もいつかしますね。

 

 

●毘沙門さま

もともとインドの神様で、それが仏教に取り入れられ、仏法と北の守護神となり、それが日本にやってきてこうなりました。

すごい経歴ですね。


ちなみに、毘沙門天は「四天王」の一人。

単独でいるときは毘沙門天と名乗りますが、

四天王と一緒にいるときは「多聞天」といいます

(あとは、持国天、増長天、広目天)。

 

 

●弁財天さん

唯一の女性。

元々はインドの、水の神様サラスヴァティ。

超美人。

それが、日本に伝えられるときに、

「サラスヴァティっていう超美人な神様がいるんだよー」

って聞いて、

「ほほう、日本でいうところの弁財天ね」

とかっていっているうちに、混ざりました。

 

 

 

 

長くなってきました。続きは次回。

 

ではまた(^^)/