普通二種免許 一発試験挑戦記⑦ | のすたのブログ

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2017年(平成29年)3月16日
技能試験2回目 不合格

特定教習も終わりあとは技能試験に合格するだけ・・・!
ということで2回目の試験。8時頃に駐車場に入り少し待機してから入場。

技能試験室に入る前にトイレを済ませておく。
そして手を洗ってる時後ろから

「あれ?!おはようございます!」

と声がする。
鏡を見るとなんと特定教習2日目にきていたタクシー会社の方が。
びっくりしつつ挨拶を返す。なんと試験が同じ日の同じ時間だったようだ。
なんとも奇妙な縁である。(笑)
聞くとタクシー会社のもう1人の方も応援(?)にいらしているようで。
とりあえず2人揃って技能試験室へ。
談笑をしながら待つ。

そして8時半になりいつも通り普通二種の受験者が最初に呼ばれる。私とタクシーのおっちゃん、そして30代ほどの男性の3人。

試験官はまたまた見覚えの無い人。
少し怖そうである。(失礼)

必要書類提出ののち外へ。
プラットホームを見るとプリウスではなくコンフォートが停まっていた。
思わずテンションが上がる。

待合室でざっと説明を受け、いよいよ試験開始。順番はタクシーさんが1番、私が2番、30代(多分)男性が3番。
タクシーさんが運転席へ乗り込み、私は後部座席へ。3番さんは待合室で待機。

そして試験開始。

課題の種類、順番は前回と全く同じ。
タクシーさんミスも無くスイスイと課題をこなしていく。うまい・・・。
恐らく減点は無いであろう。(素人目線)

そしていよいよ私の番。
今日はプリウスではなくコンフォート。
めっちゃ運転しやすい。
視野もプリウスに比べとても広い。
方向転換も楽々クリア。
そして前回失敗した鋭角も1回の切り返しで楽々クリア。
・・・・・・。
これ前回もコンフォートだったら脱輪しなかったんじゃないだろうか?
完全に車のせいにする。

ちなみにコンフォートだとこの鋭角カーブを切り返し無しでも通過できるらしい。
が、もちろんそれは試験にならないので最低1回必ず切り返しをする。(過去にそれでやり直しをさせられた人がいるらしい)

発着点へと停車もカチッと決め
「それでは路上に出ます。このあと3番目の方の場内試験をするので待合室でしばらく待っててください」
と言われひとまず安堵。

3番さんが運転席、タクシーさんが後部座席に乗り込み出発。
プラットホームからは課題の場所の問題で試験車は全く見えない。
課題は2つだけなのですぐに戻ってくる。

どうやら全員路上へ行くようだ。

一旦全員試験車に乗り込み、試験官の運転で路上試験待合室前へ。
ここから10分間の休憩。その後試験である。

路上試験待合室のすぐ横に喫煙所があるのだが、そこにタクシーさんともう1人知っている顔が。
向こうも私気付き驚いた顔をする。(笑)
どうやら今日このお二方の就職したタクシー会社の人事の方も来ていらっしゃるとか。私のだったらそんな状況で試験を受けられるだろうか。プレッシャーに押しつぶされるかもしれない。

談笑しているうちに休憩終わり。
いよいよ普通二種初の路上試験である。

まずは試験官の運転で路上へ。東八道路を東へ進み多磨町二丁目交差点をUターンし試験場前を通過、多磨霊園の間の道へ入りくぼんだ所でタクシーさんと交代。
そこからUターンするように出て北上、右折し東八道路を東へ。
そして先ほど試験官がUターンした多磨町二丁目交差点の次の信号を右折。めちゃめちゃ狭い住宅街の30キロ道路を走る。信号の無い交差点だらけなので安全確認が大変である。路側帯にも注意しなければならない。しかも一方通行ではないので対向車もくる。

右折、右折で再び東八へ出てまた東へ。
国際基督教大裏門交差点を右折、人見街道へ。野川を渡る手前で道が二つに分かれているとこを左へ進み野川を渡る。(側道みたいなとこ)
実はここ、私の家からめちゃめちゃ近所で毎晩このあたりをジョギングしている。(笑)
この道は野川沿いの歩道からのびる信号のない横断歩道があるので注意が必要。

そしてそのまま再び人見街道へ合流し、合流地点からすぐの40キロ制限標識に合わせ指示停車。すごく微妙な場所である。

ちなみにこの標識は、大型二種の中扉合わせでも使用する。

{6E955642-1677-4143-8247-8403A8162192}

 

人見街道を西へ進み東京外語大の周りをぐるぐる。このあたりは意外とバス停が多い。指示場所停車も結構やらしい位置で指示されるも、タクシーさんは淡々とこなす。

そして警察学校の前で路上転回。

{206466B8-F179-4BE7-894C-4FF91396BB97}

転回する際、一旦左に寄って停まるがもちろんその際も駐停車禁止場所に停まってはいけない。転回場所のすぐ側にはバス停がある。これは注意しないといけない。

タクシーさん転回も無事にこなし課題は全て終了。外語大と警察学校の間の道で私と交代。

緊張が最高潮に達する。

まずは警察学校、外語大周辺の道をぐるぐる。
{8EA7CE52-B298-4715-ACED-652603F90555}

{30FFA44A-5AA2-435C-A1F5-59F4E67551B5}

このあたりの道は似たような道が多いが30キロ制限のところと40キロ制限の道が入り混じっているため注意が必要である。
歩道の有無、道幅、横断歩道の数、ほとんど似たようなものだが一体何が違うのか素人には分かりかねる。

朝日サッカーグラウンドの横の道へ出て北上。外語大裏門バス停すぐ先の40キロ標識で指示場所停車。

そして発進して1つ目の信号を左折し、多磨駅正面へ向かう道へ入る。
{C2330D28-08B4-4151-92C7-6A464C006BFA}

そこそこ広く、車がほとんど通らない道である。
まさかここで路上転回か・・・?と思って走る。

ここで悲劇は起きた。

試験官「メーター見てねー。」

・・・え?

速度メーターを見ると40ちょうど。
あれ?ここもしかして・・・


{5B0E18EB-F5B3-4F09-A89C-89E91B49B2C2}

多磨駅前の信号で止まる。
横に見える速度標識には『30』の文字が。

終わった・・・

そのまま左折して甲州街道へ出て西へ。
西武多摩川線のオーバーパスを越えて白糸台交番前交差点を左折、旧甲州街道に続く道で停まるよう指示される。
「交代するんで少し間あけて停まってください。」
と試験官。

こうしてあっけなく私は不合格に終わった。

自分の愚かさにショックを受けすぎて3番さんに交代した後のことはほとんど憶えていない(笑)
白糸台近辺をぐるぐるしたあと甲州街道を東へ行き、白糸台交番東交差点(丁字路)を左折して100mほど行ったところで路上転回をしたことくらいしか憶えていない。

試験場に帰って路上試験室で合否発表。
私は真っ先に名前を呼ばれもちろん不合格。メリハリのある走り、安全確認、は3人の中で一番良かったとのことだが、ところどころ寄せ過ぎて補助ブレーキを踏もうと思ったとのこと。
左折時じゅうぶん減速して左に寄せているのはいいがあなたの場合寄せ過ぎだと言われた。
何よりいくらメリハリがあるとは言え10キロオーバーはアウト。近所だからこそ完全に油断していた。

そしてあとのお二人は合格した模様。おめでとうございます。

路上試験室を出るともう1人のタクシーさんと人事の方に声をかけられウチに来ないかとお誘いを受ける。
正直嬉しいお話だが社交辞令なのか否か判断できなかった。(笑)申し訳ありません。
そのくらいショックだった。

そして次の予約を取るとなんと1ヶ月先。

大学が始まってしまっている。
もうテンションだだ下がりである。

はぁ〜・・・。

外はものすごくいい天気だったが何故かその時ばかりは青空が心に刺さった。


普通二種免許 一発試験挑戦記⑧へ続く