改めて、森川ジョージ先生の創作力に感心しています。
前回の123巻で、元いじめっ子の泰平君が幕の内選手の弟子となり、地道に練習を積み重ねるところが描かれていました。
123巻の中ではその泰平君は若干まだ不良っぽさが見えたものの、地味だけれども厳しい練習を積み重ねており、彼は本物、つまり純粋にボクサーとして成長していくのだと思っていました。
また、123巻の予告編で、泰平君が大変なことになることがほのめかされていたのですが、あれはてっきり泰平君が交通事故などに巻き込まれて大けがをし、デビューを待たずして夢破れ、そしてその夢を幕の内選手が背負うべく再デビューする・・という展開を想像していました。
しかし。
完全に自分の予想は外れました。
というか、まず想像できないような展開、にもかかわらず123巻を読み返してみればそうなる伏線がいくつも張られていたことがわかり、「やられた!」という感じがしました。
森川先生、凄いです。
まさか、泰平君がボクサーを目指すといったのがウソだったとは、思いませんでした。
まさか、泰平君の兄弟が青木選手だったとは、予想もしませんでした。(でもですね、森川先生、青木選手に色々やらせすぎだと個人的には思います)
まさか、幕の内選手が頭を坊主にし、そしてその顔がアニメ一休さんそっくりで、さらにそのことをネタに使ってくるとは思いませんでした。
まさか、このタイミングで宮田選手を登場させ、丸坊主の幕の内選手達に対して笑わずに「寺かよ!」といわせるとは思いませんでした。
そしてまさか、宮田選手をフェザー級から外す(つまりもう幕の内選手と対戦することはなくなる)伏線をここで張ってくるとは思いませんでした。
とにかく、もうこうなってくると、この先どういう展開になるのか、全く想像できなくなりました。
今の流れだと、改心してジムに入門して本格的に弟子入りした泰平君たちのプロデビューまで、幕の内選手が付き合わなくてはならないことはほぼ確定だと思います。
となると、それだけでかなりの連載回数を消費することになるはずであり、その後の幕の内選手の現役復帰を描くまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
・・いくら森川先生が、我々長年の読者の予想を外すのが上手いといっても、幕の内選手が現役復帰をしないという展開は、絶対にないと思っています。
きっと140巻くらいで、幕の内選手は現役復帰すると読んでいます。
それまでに、木村選手はライト級にあげて、青木選手の代わりに伊賀選手にタイトルマッチを挑むと読んでいます。
そして幕の内選手の復帰前に、鷹村選手の身に何かが起こる(たとえば網膜剥離で引退など)と予想しています。
とりあえず、まだまだ長く続く大河ドラマのような漫画になることは間違いないと思います。
(※これでもしもあと数巻で、作者が元気なのに完結してしまったら、それこそ度肝を抜かれますが。。)