ワールドカップの自国戦以外の試合を楽しもう | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

・・毎日ワールドカップの試合を見ています。
この期末の忙しい中、一日1試合は、フルに見ていると思います。

日本以外の試合も含めてワールドカップの試合を見る理由は2つあります。
一つは、やっぱりハイレベルな技術戦を観賞したい、という気持ちからであり、今回もすでに何度か素晴らしいプレーを見せていただいたと思います。

いまのところ、自分の中でのベストゴールは、クロアチアの10番、モドリッチ選手のアルゼンチン戦での2点目です。



これ、本当に凄いです。
ラストパスを受けてすぐにシュートを打たなかったのは、DFへのフェイントももちろんあったと思いますが、ゴールポストとの距離感、角度を測っていたのではないかと思います。
そしてしっかりシュートコースをふさいでいるDF二人を避ける右のコースから入って、そのまままっすぐ進めばゴールポストの右に少し切れていく弾道から、手前で左に曲がって、ゴールポストとキーパーの左手の間のわずかな隙間を割って入っていくような、まさに鳥肌の立つようなゴールでした。

さすが、レアルマドリードの今の10番です。

ほかにも特筆したいプレーはすでに沢山あります。


さて、もうひとつのワールドカップを見る理由ですが、すでに単なるサッカーの世界大会というだけのイベントではない、「魂がぶつかり合う」という意味では各国が、それぞれの国の威厳をかけてぶつかり合う、世界最大といっても過言ではない国際イベントだからです。

これはよく言われることですが、ワールドカップの経済効果はオリンピックのそれよりも上だと言われています。

本来であれば、オリンピックこそが世界最大の国際スポーツイベントでしかるべきだと思います。
歴史もオリンピックの方が古く、参加国数はワールドカップの比ではありません(オリンピックは200か国以上、ワールドカップはきっちり32か国です)し、競技種目も実に300種目以上もあるそうです。

しかしながら、実際には、観客動員数は、ワールドカップの方がオリンピックよりも3倍以上にものぼり、TVでの視聴者数にいたっては、5倍以上にもなるそうです。

もっと言えば、国民のワールドカップに対する入れ込み方も時には常識を逸脱する場合があると思います。
4年前の大会で、ネイマール選手を骨折させてしまったスニガ選手に対して、ブラジルマフィアからの報復宣言が出たり、過去にはプレーが悪かったということで殺人事件にまで発展してしまったこともあったということで、とにかく、ワールドカップが各国に与える影響は小さくないことは間違いないと思います。

なぜ、ワールドカップがそれほどまでに人々を熱狂させるのか。。昔からの疑問でした。
おそらく専門家による見解も多数出ていることと思いますが、個人的な解釈としては、おそらく一つには、サッカーという競技がわかりやすい競技だからである、というところがあるかと思います。

もちろん、実際にはサッカーという競技の本格的なルールは極めて複雑です。

しかしながら、とりあえずどうすれば点が入るのか、どうやって試合が進むのか、といった基本的な部分は非常にわかりやすい競技だと思います。

例えば、野球の基本ルールを2歳児に教えるのはなかなかむつかしいと思いますが、サッカーであれば、とりあえずのルールを教えることは可能な場合が多く、一緒になって応援することもサッカーならばできると思います。

世界的に見ても、野球のルールを知らない、アメフトのルールを知らない、という人は珍しくないと思いますが、サッカーの基本ルールを知らない人はかなり少ないのではないかと思います。

つまりサッカーは、他のスポーツと比較しても沢山の人が観戦することを楽しめる競技である、というところがあると思います。

もう一つ言えることは、やはり「相手との直接的な戦い」であることが、良くも悪くも見ている人が盛り上がる要因だと思われます。

サッカーのような競技は、もちろん究極的には自分自身との戦いであるとは言え、やはりどこかで「相手を打ち負かす」必要のある競技だと思います。

人間の本質、もっと言えば動物の本質から考えて、「相手を打ち負かす」ことに対して熱くなるのはある意味必然かと思われます。
しかもそれでいて、格闘技のように相手の肉体を傷つけることを良しとしないところも、多くの人が楽しめる要因になっていると思います。


・・すみません、話がそれましたが、そのように世界一視聴者の多い国際イベントを見ることは、国際的な視野を広げることにも役立つ場合もあると思います。

各国の国民性が垣間見えることもあると思いますし、また、海外の同僚たちとの話題になることも多くそして彼等彼女等の思い入れを理解するためにも、自国以外の試合を見ておくことが役立つことがあると思います。

・・もっとも、海外の人達との会話のネタとは関係なく、各国の情熱のぶつかり合いを見ることで、少なからず感動を覚えたり、胸が熱くなったりすることがあると思います。


個人的に現時点で最も感情移入させられたのは、ブラジル vs コスタリカ 戦でした。
ここで負ければ予選リーグ敗退となるコスタリカではありましたが、その積極的な姿勢は素人目にも素晴らしいものでした。
20本以上のシュートを狙われても見事なセーブを90分以上も続けたキーパーのナバス選手からは、体中から気合が発散しているのが見えるかのようでした。
そして、後半追加タイムでついにコウチーニョ選手がゴールを決めたときのあの空気の変わりようは凄かったと思います。

そして、常にチャージされて審判にも目をつけられて、さらに「活躍して当たり前、勝利が当たり前」という重いプレッシャーを背負いながら、最後の最後に自らのゴールを決めて、号泣していたネイマール選手を見て、もらい泣きしそうになってしまいました。
おそらく下手な国の大統領あたりよりも、国民の期待を重く背負い続けている彼にとって、あの結果がどれほど重要だったのかを物語っていたと思います。


まだまだワールドカップは続きますので、貴重な機会としてTV観戦させていただきたいと思います。