「やった方がいい・やるべきであることはわかっているけれども、なかなか出来ない」ことの一つが、募金ではないかと思います。
自分もこれまで、「UNICEF等に募金をすることで助かる子供の命がある」ということは理解しつつも、これまで積極的・定期的な募金活動はしてきませんでした。
なお自分は、もちろん裕福なわけでもなければお金に困っていないわけでもありませんが、それでも、月に数千円を、命の危機にさらされている世界の子供たちの支援のために募金したとしても、いきなり生活ができなくなるわけではありません 。
つまらないことで月に数千円を浪費するよりも、命を救う募金に使った方がいいことは、自分もよくわかっていました。
しかし、その行動をおこさなかったのは何故なのか、少し自分を分析してみると、おそらく以下のような理由だったと思います
1. 月数千円あれば、あれも買えるしこれも買える・・自分の物欲を抑えられなかった
2. 将来どんな貧乏になるかわからないし、老後に必要な資金も全然貯まっていないし、とにかく他人を救う前に自分の将来を救わなければ話にならないと思っていた
3. マンスリーサポート会員になるといった手続きをするために、このやることだらけの日々の中で時間を割く心の余裕が持てなかった
4. 周囲の人たちがやっていないみたいだから、なんとなく、やらなくてもいいと思っていた
5. 偽善者だとか、そんなことでヒーロー気取りになってんじゃあねえとか、誹謗中傷されるのが怖かった
たぶん上記のような気持ちが、心のどこかにあったのだと思います。
おそらく、上記の1.や2.は、典型的な理由なのではないかと思います。
世界の子供たちのことを考える前に、まず自分や自分の家族の生活を守らなくてはならない・・それは、決して間違った考え方ではないと思います。
もっとも問題だと思う理由は、上記の4.や5.だと思います。
4.のような、周囲に流されて、本当はそれでいいとは思っていないけれどもなんとなく合わせてしまっているという、典型的な日本人的発想が、今も自分の中に少なからず根付いていると思います。
少し話がそれますが、小学生のころ、クラスに「○○○菌」と呼ばれていじめられている子がいました。
自分は、積極的にその子をいじめたりはしませんでしたが、クラスの男子全員がその子を菌扱いしていたので、同じようにしていました。
例えば、その子にあたると「わーっ、○○○菌がうつったー!お前にうつしてやるー」と言って別の人にタッチして逃げるという、今にして思えばどれほどその子が傷ついていただろうと思うようなことを男子全員でしていましたが、自分もやっていました。
・・やらなければ、自分も、その子と同様に菌あつかいされてしまうからです。
今はそのことを激しく後悔しています。。
UNICEF募金をした方がいいと思っていながらも、なんとなくやらない、周囲の人たちがやっていないから、それに流されてやらない、というパターンは、上記のような、集団に流されてしまう発想に近いもののように思います。
それでも、このウン十年の人生の中で学習したことの一つに、「違い」を作るためには、周囲と同じことをしていてはいけないということがあります。
集団に流されていたら、「平凡」を越えることはできない、魂が揺れるような喜びや感動に出会うことも少ないという原則があるかと思います。
もちろん、だからと言ってあまりにも沢山の「違い」を作るための行動を起こしてしまうと手が回らなくなり、挫折してしまう可能性が高くなると思うので、優先度の高いことに絞って「違い」を作るべきだと思います。
そして、「命の危機にさらされている子供たちを支援する」という行動は、優先度の高いことだと思っています。
しかもこれは、ローリスクハイリターンの活動だと言えるかと思います。
なので、自分はUNICEFのマンスリーサポートをすることにしました。
ただし、もしも今の会社を辞めなければならないときが来たら、マンスリーサポートを続けるのも難しくなると思いますし、そしてそれはそれほど先の事ではないと感じています。
それでも、少なくとも会社員でいられるうちは、続けたいというか、続ける必要があると思っています。
客観的に見て、必要な食料や医療を受けられずに生死をさまよっている子供たち同じ時代にいるのに、自分のようにとりあえず今日食べるものがなくて困っているわけではない人間が何もしないのは 世の中として正常ではないと思うからです。
もう一つ、おそらく多くの人がご存じないと思われる(自分も知りませんでした)ことがあるので記載します。
UNICEFのマンスリーサポートをした場合、税金控除の対象になります。
例えば、月3000円の支援を一年間続けた場合、年間で1万4千円程税金控除の対象になりますので、実質、月1780円程度の支払いで、月3000円の支援をしていることと同じことになります。
言ってみれば、UNICEFを通しての支援をやる意思がある人に対しては、国がその人の支援に対して3分の1程度は支援してくれる、という形になります。
※注:税務署への申請が必要です。
いつまでUNICEFのマンスリーサポートを続けられるかわかりませんが、家族に迷惑をかけないで続けられる限りは、続けていきたいと思っています。
https://www.unicef.or.jp/