35年前のガンプラと、今のものを作り比べよう | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

以前、「当分ガンプラは作らない」といったようなことを書いたのですが、実は先日「シャア専用ザク」のプラモデルを3種類購入してしまいました。

「ガンプラは当分作らない」と言った理由は、プラモデル作りをしている時間がもったいない=今やるべきことではない=老後の楽しみにとっておくべきことの一つ、という判断のもとだったのですが、最近特に、そういう考え方はあまり有効ではないと思っています。
なので、人生の中でやりたいことは、極力先延ばしにしないで、できるうちにやるべきだというのが今の結論です。


さて、今回のテーマは、「ガンプラの今と昔の違いを体感する」ということです。
つまり、最新のガンプラと、35年前の初代のガンプラとを作り比べて、その進化を実際に体感してみたかったのです。

そのために購入した1つ目のキットは、現時点での最新モデルである、RG(リアルグレード)のキットです。
RGシリーズは6~7年前に発売開始された、名前の通りリアルさを追求したキットです。
これはもう、プラモデルとして芸術の域に達していると思えるような、素晴らしいキットだと思います。

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2つ目は、よくぞこれが今の時代に手に入ったと思っているのですが、35年ほど前にガンプラブームが発生した時に、おそらく一番人気のキットだったのではないかと思われる、元祖・1/144スケールのシャア専用ザクです。
当時はこれが300円で、今も税込み324円で売られていました。





3つ目は、FGと呼ばれるシリーズのキットで、20年くらい前に発売開始されたものです。
基本的には上記の35年前の元祖のガンプラと同じテクノロジーのキットであり、塗装しないと全身単色になってしまうのですが、スタイルが改善されてカッコよくなり、また接着剤がなくてもパチンとはまって簡単に組み立てられるものを、ついでに購入しました。

3つ目は完全に衝動買いでしたが、こちら税込みで284円と安く、うちの子(7歳)の頭の体操にちょうどいいレベルのキットだと思っての購入でした。






35年前のガンプラは、基本的には説明書を見なくても作れるような、単純なものでした。
可動部分の作りも単純で、まああまりポーズをつけられない感じでした。
部品点数も少なく、せいぜい数十個でした。
素組みするだけなら、30分もあれば十分だったかと思います。




ところが今の、特にRG(リアルグレード)のキットは、説明書なしで組み上げることはまず不可能だと思います。
複雑で細かいので、説明書を見ても、はまる場所がすぐには理解できない場合もあると思います。
パーツ数は数百点におよびます。
箱の大きさを比較すると、その違いに驚きます。これで完成品の大きさはほぼ同じ(むしろRGの方が小さいくらい)ですから、いかに部品数が多いかわかります。




早速、35年前の元祖ガンプラを組み立ててみました。

・・驚きです。
35年間の文化の進歩は凄い、と思ってしまうような、信じられないクオリティの低さです。

例えば、シャア専用ザクの頭には、「ツノ」がついていると思います。
そのツノの部品を、頭の部品に差し込むための穴が、なんと無いのです。
説明書には、なんと「カッターで自分で削って、ツノの部品を差し込めるようにします」というように書かれています。




今のガンプラは0.1ミリのずれは許容されないようなクオリティで作られていますから、まさか自分で穴をあけないと部品を差し込めない(それも必須の部品)など、考えられません。

さらに、シャア専用ザクのキットは初代のガンプラの中でもほぼ一番最初に発売開始されたキットの一つであるため、かなり粗削りな設計になっています。

例えば、足首が動きません。
股を開いたり閉じたりするような動作もできません。



※同じ初代ガンプラの中でも、後になって設計されて発売されたモデル、例えば旧型ザクや、アッガイなどは、可動部分が多くなっていました。

また、接着剤をすべての接着部分につけながら組み立てるのも、今となっては新鮮です。

・・なんとか完成させた、35年前のシャア専用ザクのキットがこちらです。



正直、35年前にこれが欲しくて模型店に朝早くから並んだと思うと、なんだか悲しくなるようなクオリティです。

ただし、これをしっかりつなぎ目消しをして、塗装して、デカールによる装飾やウェザリングなどを施せば、相当よくなると思います。

きっと当時は、「素組みだと目も当てられないクオリティだが、自分で手間をかけて加工することで見違える」という現象を楽しんでいたのかも知れません。


次に、FGシリーズ(20年くらい前に発売開始されたキット)のザクと、上記の初代のザクを比較してみます。
右がFGシリーズ、左が初代です。



色が単色なのはどちらも同じですが、スタイルが全く違うことが確認できると思います。
これで税込み284円ならば、十分に価値のあるキットだと思います。

なお、上記のFGモデルは、7歳のうちの子がほぼ一人で作りました。
指の力のいる部分や、大人がやってもちょっと戸惑うザク特有のパイプの取り回しなどは手伝いましたが、95%は子供だけで作成しています。
なので それほど難しいキットではないと思います。


そして、最新のRG(リアルグレード)のザクです。
こちらは何といっても部品点数も多くて組み立てが単純ではないので、作るのにある程度まとまった時間がかかると思います。




RGシリーズの魅力は、その完成度の高さももちろんそうですが、なんといっても「作る喜び」を味わえることではないかと思います。

現在のプラモデルというものがいかに凄いのか、部品を一つ一つ組み合わせていくたびに感じられます。



さすがに時間がかかりましたが、なんとか完成させたものがこちらです。
左がRGモデル、右が先に登場したFGモデルです。
塗装なしの素組みで、つや消しとスミ入れだけでここまでの仕上がりになります。
やっぱり、300円(FG)と2500円(RG)の値段の差だけの違いはあると思います。



また、可動する関節も、もはや人間並みの可動域です。例えばひざは、正座ができるほど(=180度)曲がります。

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これまでに作成してきた数多くのガンプラ(というかすべてのプラモデル)の中でも、キットとしての完成度が最も高かった製品の一つだったと思います。
こんな精度の高いプラモデルを、35年前の自分に見せてあげたら、きっと感動して泣いてしまっていたでしょうね(笑)


ちなみに、今回作成したRGグレードとFGグレードの中間に、HG(ハイグレード)というキットがあり、こちら実売1000円弱で売られています。

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自分は過去にこれの量産型ザク版を2回作成していますが、これもいいキットだと思います。
とりあえず塗装をしなくても、しっかり色分けされた作品になるので、完成させる満足感もあると思います。
部品点数もRGの半分以下だと思いますので、作成時間もそれほど長くはかからないと思います。
さすがにRGと比べるとリアルさは劣りますが、決してクオリティは低くないと思います。


さて、次に作りたいものは・・もうすでに いくつか候補が決まっています(笑)