Windows 10 Creators Update | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

先日から配信の始まった、Windows 10の3回目の大型アップデート、Creators Updateをインストールしました。



初めて「Creators Update」という名前を聞いたときは、ああなるほど、これはCGや動画などのデジタルクリエイター向けの機能を強化するためのアップデートであり、そういうことをしない人にとってはあまり関係のないアップデートなのだな、と勝手に思っていました。

しかし、実際はそういうことではなくて、「クリエイトする」=「文章をクリエイトする」「ビジネスマテリアルをクリエイトする」・・といった、PCで何かを作るあらゆることを意図して言っているということで、CGデザインなどとは関係のない人にとっても意味のあるアップデートであることがわかりました。

その顕著な例として、IMEまわりの強化は大きいと思います。
日本語でPCを使って文章などを書く上で、IMEの操作性は非常に影響が大きいと思います。

インストールしてすぐに気が付くIMEの強化ポイントとして、入力モードの切り替え時に(半角入力・全角入力の切り替えなどに)、画面の中央にその切り替えたことを知らせる表示が一瞬表れるので、今自分が半角入力モードになっているのか全角になっているのか、確実にわかるようになりました。

その機能のさらに素晴らしいところは、例えばメール入力のアプリと、エクセルかなにか別のアプリが立ち上がっていて、メールの方は全角入力、エクセルの方は半角入力になっている(つまりアプリによって入力モードが違う状態になっている)場合、今までだとウインドウを切り替えると自分がいまどの入力モードになっているか間違えることがあったのですが、この機能はウインドウ切り替え時にも機能するので、ウインドウを切り替えて入力モードが変わると、現在の入力モードがしっかり画面中央に表示されます。


また、自分では試せていませんが、Webのニュースなど見ると、今回特に力を入れた部分の一つに「MR」(Mixed Reality)があるそうで、現実世界と仮想世界の融合させる部分が強化されているそうです。

VR(Virtual Reality)を取り入れたゲーム機などについては、すでにSonyさんのPS4用のヘッドマウントディスプレイなど、多数発表されており、今年はVR元年になるなどとと言われておりますが、Windows 10で実現されようとしているMRも、思った以上に有意義な機能であり、素晴らしいです。

MR関連の事例でとても素晴らしいなと思ったのは、リモート会議をMRで行うというものです。

今や、リモート会議自体はそれほど珍しくないと思います。
ヘッドセットと小型カメラを使って、遠隔地からリモートで会議に参加し、発言ができたりするだけでなく表情なども見えるといういわゆるビデオ会議が、今ではスマホなどを使って誰でもできるようになっておりますが、MRはさらにその上をいくと思います。

MRを活用したリモート会議では、なんと、会議室に居ないリモートでの参加の参加者の姿が、まるでその会議室に座っているように現実空間に融合して映し出されるので、その人がその場所にいる感じが非常に強くなるというのです。
もちろん、リモートで参加している側も、自分があたかも会議室の部屋の中にいるかのようにヘッドマウントディスプレイ上に映し出されるので、没頭感が大幅に増すということです。

・・自分はほとんど毎日リモート会議に参加していますが、やっぱり重要な会議や緊張感の高い会議はできる限り直接会議室から参加するようにしています。
しかし、今後もしもMRによる会議ができるようになったら、直接会議室で参加することもさらに少なくなるかも知れません。
国外の人たちとのリモート会議も、さらに直接会って話す会議に近いものになりそうですね。