当時としては画期的な、5人のパーティーによる団体戦をベースにした実写のその番組は、当時大人気となったと思います。
あれから何十年かの時が流れて、今、うちの子がその戦隊ものの最新版、「トッキュウジャー」に大いにはまっています。
まるで誰かに教え込まれたかのように、戦闘シーンになるとそのまねをし、変身が大好きで、主人公のセリフをまねし、その関連グッズを大量に集めています。
正直なところ、そのトッキュウジャーを見るまでは、昔のゴレンジャーとほとんど変わらない、ワンパターンな展開の連続なのだろうと思っていましたが、さすがに数十年の進化は大きく、かなり違うレベルのクオリティになっていました。
もっとも驚いたのは、この戦隊ものの中に、いわゆる「ロボットアニメ」の要素が完全に吸収されていたことです。
自分たちが子どもだったころは、ロボットものは全く別であり、古くはマジンガーZやゲッターロボといったところから、変形合体が激しくなったコンバトラーVあたりまで、戦隊ものとは全く別の歴史がありました。
ところが今の「トッキュウジャー」には、当時「コンバトラーV」など足元にも及ばないような複雑なギミックの変身合体ロボットが多数出てくるのです。
今は「トッキュウジャー」という名前の通り、電車が元になったキャラクターで作られているので、電車が変形合体するのですが、その変形のためのギミックは圧巻です。
そして、もっと驚いたのは、その複雑なギミックをもった変身合体ロボットが、プラモデルでほぼ完ぺきに再現されているということです。
そのプラモデル(実際にはバンダイ社製の食玩)のギミックの素晴らしさには、大人でも感動してしまいます。
一台の電車の食玩は、400円くらいで買えるのですが、5台分くらいそろえると、ロボットに変形合体できます。
400円前後という手ごろさも手伝って、また、どうせならロボットを完成させたいという気持ちに、大人でさえもなってしまうという(笑)部分が手伝って、一個買った人はきっと、最低でも1台のロボットができるだけの電車を買っているのではないかと思います。
百聞は一見に如かず、ですので、以下にその流れを紹介します。
とりあえず、以下のように色々な電車(レッシャーと呼ばれています)があります。
長くて大きいものは、2つか3つのキットを組み合わせて完成する形になっています。

そして、主人公であるトッキュウジャー1号とその仲間の2号から5号までのレッシャーを変形合体させると、以下のような「トッキュウオー」になります。

一方、サポートレッシャーと呼ばれるいくつかのレッシャーのうち、ディーゼルレッシャーを中心とした3つのレッシャーを変形合体させると、以下の「ディーゼルオー」になります。

さらに、上記の2つに使用した8台のレッシャーを組み合わせて変形合体させると、以下の「超トッキュウオー」になります。
もちろん、劇中では、最初の「トッキュウオー」よりも、この「超トッキュウオー」の方が性能が高いということになっています。

そして、途中から加わった6号が使っている以下のビルドレッシャーを

変形させると、以下のような「ビルドダイオー」になります。

さらにさらに、先の「超トッキュウオー」と、上記の「ビルドダイオー」を組み合わせると、「超超トッキュウダイオー」になります。

このくらいで終わりならばまだいいのですが、まだ続きます(笑)
劇中の後半で登場した、ハイパーターミナルが変形してレッシャーになってしまった、以下の大型のレッシャーですが、(ちなみに食玩4個でこれ1台が出来ています)

これだけで変形して、以下の「ハイパーテイオー」というロボットになります。

そして、究極形として、ハイパーテイオーがさらに変化して、先に登場したすべてのレッシャーと、残りの4台ほどのサポートレッシャーがすべて合体して、「トッキュウレインボー」になります。

というように、実に7種類のロボットを作ることができ、工夫すれば自分の独自の組み合わせを作ることも可能です。
もっとも、プラモデルなので作りが柔く、下手な力をかけると壊れてしまいますし、組み合わせるのもコツがいるのですが、4歳前後の子供には非常にいい頭の体操になっており、また、物の構造を理解するうえでも、この壊れやすさが逆にいい教材になっているようです。
以前は親の手を借りなければ全く変形ができなかったのですが、今では一人でできるようになりました。
結局全部購入してしまい(笑)、しかも4つくらいは通販で送料をかけて購入したため高くつきましたが、カミさんも含めて親もプラモデル作成を楽しみ、ギミックに感動し、もちろん子供も喜んで、毎日これで遊びながら物理法則の勉強をしていますので、よかったのではないかと思っています。