MZ-2000というマシン | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

部屋の奥に、こんな雑誌がありました。



これは1983年6月の、Oh!MZという雑誌(PCの情報誌)です。
この雑誌の表紙にかかれている、ディスプレイとキーボード(とカセットデッキ)が一体になったマシンが、MZ-2000です。

当時の物価でさえ21万8千円(現在の価値にしたら40万以上なると思います)もしたこのマシンは、まさに高嶺の花でした。

ここでMZ-2000の性能の話を書いてしまうと、それだけで文庫本一冊くらいの長文になってしまいますので(笑)、ここではその外観だけに絞って書きたいと思います。

MZ-2000の外観は、いかにも「コンピューター」らしいデザインだったと思います。
ディスプレイとカセットレコーダー(当時の外部記憶装置)、キーボードのすべてが一体になって、「オールインワンタイプ」のPCといわれていました。

もちろん、実用性の観点から言えば、オールインワンタイプよりも、それぞれのパーツが分かれているほうが、後々交換したりする際にはいいと思います。
例えばMZ-2000に内蔵されているディスプレイはグリーン単色しか表示できない10インチディスプレイですが、これをカラーディスプレイに交換することはできません。
当時でさえ、基本的にはカラーディスプレイを使うのが普通でしたから、実際には多くの人が外付けのカラーディスプレイをつけていたようです。

しかし、そんな実用性とは関係なく、このスタイルには不思議な魅力がありました。
他にもオールインワンタイプのPCは存在していましたが、何故かこのMZ-2000のスタイルは、特別な魅力があったと思います。




あれから30年以上の年月が流れ、今ではこのマシンのことを話題にする人などいないと思っていました。
しかし、実は意外にもMZ-2000の魅力を未だに語る人が、少なからずいることがわかりました。

先日同僚の方の一人が、このMZ-2000の後継機であるMZ-2500を使っていたという話を聞き、耳を疑いました。
また、何年か前にも同じチームにいた方が、MZ-2000があまりにもカッコよすぎて何十年も捨てずに所有しており、それでも動かなくなってしまったのでオークションでもう一台購入してしまった、という話をされて、驚きました。

また、ネット上で検索すれば、MZ-2000のボディの中に今どきのWindowsマシンのマザーボードを入れて、「外観はMZ-2000だけれども中身は今どきのマシン」というようなマシンを組んでいる人もいるようです。

・・なるほど、確かに、MZ-2000のボディはかなり大きく、重量にして13kgもありましたから、ディスプレイを今どきの10インチ液晶モニタに付け替えて、省スペース向けの小型マザーを本体内に固定すれば、意外と簡単にMZ-2000の外観を維持したWindowsマシンが作れそうです。

その場合、問題はキーボードですね。
MZ-2000のオリジナルキーボードを取ってしまって、同じくらいの大きさのキーボードを加工してつけることは可能だと思いますが、それだと「MZ-2000らしい外観」がかなり損なわれてしまうと思います。
青いファンクションキー、黄色いカーソルキーが、MZ-2000らしさを生み出す大きな特徴になっていたと思いますので、キーボードを置換してしまうのは本末転倒な気もします。

しかし、仮にMZ-2000のオリジナルのキーボードをそのまま生かして、Windowsマシンとして復活させることができたとしても、そのキーボードの使いにくさは歴然だと思います。
何といっても30年前のテクノロジーで作られたキーボードですから、これでは厳しいと思います。

うーむ、やるとすれば、できるだけ大きさが同じの、今どきのキーボードを用意して、ファンクションキーの部分を青で塗装し、その横に配置されているキー(Home/Endなど)を黄色で塗装して、MZ-2000のオリジナルのキーボードと置換して固定すれば、それらしくなるかも知れませんね。。

しかし、作ったとしてどこに置くのでしょうね。(笑)



【追記】MZではありませんが、オークションにてこんなものを発見しました。これって。。。
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d157398175