一つ前の記事(ブラジル vs ドイツの準決勝直前の記事)を書いていたときには、まさかこんなことになるとは思っても見ませんでした。
というか、まさか7-1というスコアでブラジルが負けると予想した人は、この地球上に一人もいなかったのではないでしょうか? ブラジルが4-1くらいで負ける(どこかで見たスコアですね)かもしれないと予想していた人は居たかもしれませんが。。
この敗北および、それに深く関連しているといえるネイマール選手の負傷に関して、もはやスポーツの域を逸脱した事件が起こっていると思います。
以下のような事件は、完全に常識の範囲を逸脱しているかと思います。
- ブラジルのマフィアが、ネイマール選手を負傷させたスニガ選手に対して報復行為を行う声明を出した
- スニガ選手本人にはもちろん、彼の家族に対しても脅迫・中傷が後を絶たず、政府機関が彼と彼の家族の安全を守るために動いていてる
- ブラジルの敗北後、サンパウロ市でバスへの放火や略奪が発生。悲観したサポーターの自殺未遂も。
- 翌日のブラジルの新聞の中には、悲報を一面で報じる時のような、白黒の写真を掲載するものも。
こうなってくると、今後のブラジルのサッカーそのものが、今後どうなっていくのか気になるところです。
一般的によく、こういった敗北の後には必ず「監督を変えろ」とか「選手を入れ替えろ」といった意見が強くなり、実際にほとんど変えてしまう場合も少なくないと思います。
しかしながら、これはサッカーに限らずあらゆることに通じることだと思いますが、負けたから、結果がおもわしくなかったからということで人を変えたり これまで作り上げてきたものをすべて捨てて全く違うものを再構築したりということをするのでは、なかなか成長していかないものだと思います。
よく言われることですが、「失敗、もしくは敗北を、これ以上ない成長のチャンスと考え、なぜ失敗したのか、なぜ負けたのかをよく分析して、そこを徹底的に補強しつつ、これまで作ってきた中で本当にいい部分はより磨いていくことで、本当に成長してゆく」ということではないかと思います。
「サッカーだけは絶対にどの国にも負けない」という強い思いを、ほとんどのブラジル国民は持っていると思います。
その一方で、ブラジル国民が 歴史上これほどの屈辱をワールドカップで味わったことはなかったことと思います。
だからこそ、ここで、監督を変えて選手をごっそり変えるといった付け焼刃的な対応で誤魔化すのではなく、地道に今回学んだ問題点を見直して、そこを補強して底力をあげることで、これまで以上の強さを身につけて、帰ってきて欲しいものです。
その時きっと我々は、これまで以上に「サッカー大国ブラジル」をリスペクトするのだと思います。
まずは明日の3位決定戦ですね。
最大のポイントは、いかに前の試合の悪いイメージを引きずらないで、集中して試合に臨めるかに尽きるかと思います。
もともと実力は十二分にあるチームであり、またこちらのカード(ブラジル vs オランダ)の方がもともと決勝戦になる確率が高かった 超好カードですから、胸を張って、高い意識で、最高のプレーを見せてほしいものです。
ファウルになる覚悟で止めに行ってもかわしてしまう、あのロッペン選手をどう止めるかがカギになってくるかと思われます。
・・このまま起きて待って、早く試合を見たものです。