先日読んでいた本の中に、「Actual Children’s Answers to The Question “What Is Love?”(愛とは何か?という質問に対する実際の子供たちの答え」という記事が紹介されていました。
結構有名な記事だったようで、Webでサーチすると結構同じ記事を紹介しているブログなどを見つけることができました。(こちらなど他多数)
回答しているのは4~8歳くらいの子供たちなのですが、彼らの答えは単純ながら、耳に残るものがいくつかありました。
個人的に好きな回答は、以下のものです。
"Love is when my mommy makes coffee for my daddy and she takes a sip before giving it to him, to make sure the taste is OK."
(愛のひとつの形は、お母さんがお父さんのためにコーヒーを淹れるときに、味が大丈夫か確認するために、お父さんに渡す前にちょっとだけ味見をします。)
・・深い愛情を感じるとか、感動するとか、そういう話ではありませんが、なんだかとても幸せな家族の光景が目の前に浮かび上がる、そんな一文だと思います。
この一文を見ていて、数年前のことを思い出しました。
まだ子供が生まれる前、コーヒー通のうちのかみさんは、毎日のようにコーヒーを淹れてくれていました。
そのために、週末に豆をひいて準備してくれていたりもしていたのですが、そのときにうちの犬が「何をやっているの?」と言わんばかりにそこにやってきて、首を傾げながら座っていたのですが、カミさんがそんな犬ちゃんに対して「○○ちゃんもいっしょに、美味しくなあれ、美味しくなあれ、ってお願いしてね!」と言いながら豆をひいてくれていました。
そんな何気ない彼女の一言の中に、どんな高価なプレゼントや豪華な料理よりもずっと深くて優しい、愛情を感じることができました。
そして今も、週末や、深夜に仕事をしなければならない時などにはいつもコーヒーを淹れて、そっと置いてくれます。
子供が育ち盛りで忙しく、精神的にもかなりきつそうな時も多々ある中で、一生懸命やってくれています。
本当に、有難いことです。
一方、全然家族に対する貢献のできていない自分にとって、ちょっと胸に刺さる回答が、これです。
“Love is what makes you smile when you’re tired.”
(愛は、疲れているときでもあなたを微笑ませてくれます。)
・・上記は4歳の子のコメントなのですが、単純ながら、非常に大事なことを言っていると思います。
愛があれば疲れているときでも微笑むことができる、逆に言えば、疲れてイライラしている表情をあからさまに家族の前で浮かべているようでは、家族に対する愛情(感謝の気持ち)が足りない 、ともいえるかと思います。
自分にとって、この一言が胸に刺さった理由はまさに、疲れているときにそれを表情に出してしまっているからです。
それは、自分の中の「家族に対する愛情」よりも「家族に対する甘え」が上回ってしまっているからに他なりません。
そもそも、イライラした表情や、疲れている表情を浮かべることは、周囲に対しても、自分自身に対しても悪影響を与えるのみで、何のメリットもないことは明らかです。周囲をネガティブな気持ちにさせ、あらゆることを悪い方向へと引っ張るきっかけにさえなってしまうかと思います。
社会に出ていれば、また特に今の仕事のような仕事をしていれば、過度に疲労したり、思い通りに進められずに苛立ってしまったりすることは必然なのですから、そのことで家族をいやな気持にさせたりネガティブな方向に引っ張ったりするのではなく、家族からもらっている愛情や幸せに感謝する気持ちを常に持っていれば、上記の4歳の子の言うように、愛が微笑みをもたらし、周囲を気分よくすることができるのだと思います。