「自動車離れ」が若者以外の層にも浸透していることを感じます | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

10年くらい前に住んでいたマンションには、9台分の駐車場(立体)がありましたが、住んでいる世帯数が30世帯くらいの規模だったため駐車場が足りず、駐車場を借りる権利を抽選で決めていました。
抽選に漏れた人は、仕方なく別途離れたところに駐車場を借りて、数分歩いて車のあるところまで行くという状態でした。

さらに昔、比較的駅の近くの駐車場がついてないマンションに住んでいた時には、周辺の駐車場が全く空いておらず、自転車で10分以上もかかる 離れたところにある駐車場を借りていました。

・・あの頃は、一般的に一家に一台車を維持することがほぼ必須のような風潮があり、車検のために貯金をしたり、フリーターの人は車の維持のためにバイトを増やしたりといったことが極めて普通のことだったように思います。
ある程度資産のある人にとっては、「駐車場経営」は最もリスクの少ない(借り手が全然つかなくて赤字になる確率が非常に低い)投資形態のひとつとされていました。


ところが今、都内の駐車場の空きが目立っているようです。
今住んでいるマンションにも10台分の立体駐車スペースがありますが、全戸数25前後ですので、一戸一台分の半分も供給できない状態なのですが、現在3台分ほど空いています。去年まではもう一台入っていたのですが、今年になって「必要なくなった」ということで解約され、3台分の駐車スペースが空いているのです。

また、今日見学に行った別の新築マンションも、全戸数26に対して駐車スペースが7つしかなかったのですが、3つ以上空いているとのことでした。ちなみにそのマンションは残り3戸ということでしたので、仮にその3戸に入居する3家族すべて駐車スペース利用を希望したとしても、すべて受け入れ可能ということになります。
これは、上記のような10年以上前の時代の感覚では、まず考えられないことです。


「若者の自動車離れが目立つ」とよく言われます。
自分の中では、まあ確かに今の10代~20代の人たちがそれほど自動車に対して情熱を持てない気持ちは分からないでもないと思っていましたが、30代後半以上の世代では「やっぱり車は欲しい」と思っている人が多いものと思っていました。

しかしながら、上記のように、3LDK以上の物件中心(つまりファミリー向け物件中心)のマンションでも車を持たない・持とうとしない人が増えているということは、30代後半以上の世代においても自動車離れが進んでいると考えられると思います。

しかしそれはあくまで”仕方なく”車を持たないライフスタイルを送っているのであって、本当は心の中では車を所有したい、自分の車で好きなだけ走りたいと思っているのでは?」という意見もあるのではないかと思います。自分もそのように思っていました。
しかし人間の脳は時間がたてば慣れるようにできているようで、自分の場合も、5年くらい前までは、住宅ローンをある程度返済してリズムが見えてきたら早く車を購入したいと思っていましたが、車を持たない生活を5年余り続けてしまった今では(レンタカーがある限りにおいて)高い維持費を払って車を維持することの負担ばかりが先に見えてしまって、購入意欲がほとんどわかなくなってしまいました。

もちろん、住環境が変われば車の必要度も変わると思いますし、純粋にメカとしての車に対する情熱はまだ自分の中のどこかにあるのですが、今の環境にいる限りは買わないと思います。