「ヒンミン」とは、うちの母校の高校だけに伝わる伝説の?パンで、レーズン入りの食パンの間にシュガーバタークリームを挟んだだけのパンでしたが、学内では大人気のパンでした。
もう二度と、あの「ヒンミン」の味を味わうことはないだろうと思っていたのですが、この話を聞いたうちのカミさんが、クリームを作ってレーズンパンに挟み、ほぼ当時と同じ味(だと自分は感じました)を再現してくれたのでした。

もしかして、本物のヒンミンと食べ比べをしたら、若干味が異なるのかもしれませんが、何しろ本物を食べたのは高校時代のことです。今回カミさんが作ってくれたヒンミンは、自分の中では全く同じ味に感じられました。
味覚と記憶はつながっているものなのでしょうか。
そのカミさんの作ってくれたヒンミンを食べると、古い記憶がにわかに蘇ってきました。
高校時代、そのヒンミンをお昼の後に5枚くらい毎日購入して、授業中にずーーっとそれを食べながら授業を受けている、という人もいました。(うちのクラスではありませんが)
もちろん、授業中にものを食べることは許されていなかったので、コソコソ食べていたのだと思いますが、よくバレなかったものです。
また、やはり高校時代、授業が終わって部室に行くと、まず先輩たちに「オラァ~!ヒンミン買ってこい~~!」と言われて大量のヒンミンを買いに走らされていたものでした。
その時の印象が強すぎて、なぜか社会人になっても、新しい組織に配属されるとそこにに以前からいる人たちから「オラァ~!パン買ってこい~~!」と言われそうな気が、本能的にしてしまうのでしょう。
もちろん現実には、特に今のチームにおいてはみんなそういう「部室に行って先輩のパシリをやる」というような世界とは縁遠い、超高学歴の人や 学生時代をずっと海外で過ごしていたような人ばかりで、そもそも後輩にパシリをやらせるという感覚を持っていないに違いありませんが(^_^;;
他にもいろいろな思い出が蘇ってきました。
しかし、ヒンミンを食べると、部活から帰る夜道を思い出すのと同時になぜかアセンブラ言語の命令セットが同時に浮かんでくるのは、やはり自分の中の「高校時代の象徴」は、部活でも生徒会(週番)でもなく、クラスの友人たちと一緒にモチベーションを上げながらマスターした、アセンブラ言語だということなのでしょうね。