水嶋ヒロ氏の本当の力 | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

2カ月ほど前に水嶋ヒロ氏が「執筆活動に専念します」と宣言してタレントとしての活動を突然休止した時には驚きました。
彼は人気も絶頂、主演する映画もドラマも立て続けにヒットして、まさか彼がタレント活動を休止するなどとは誰も思わなかったに違いありません。

そんな彼が今回「第5回ポプラ社小説大賞」を受賞したことに、批判の声も上がっているようです。「出来レースだったのではないか」というような疑いの声です。
※審査側は、応募作品の作者名が本名(水嶋ヒロという名前ではない)で書かれていたため、大賞決定後になってからその作品の作者が水嶋ヒロ氏だとわかったと言っています

確かに、普通に考えれば本格的な執筆活動を初めて数か月の作家が、この4年間受賞作がなかったようなレベルの高い賞を、いきなり取るというのは普通の感覚では信じがたいものだと思います。
そうでなくても、超が付くほどのイケメンに、怪我がなければJリーガー以上のレベルで活躍していたであろう運動神経、少年時代を海外で過ごしていたために英語が堪能で、俳優として第一線に立ち、その上さらに小説家としていきなり大成功された日には、神は2物、どころか3物も4物も・・・と妬みの気持ちが入ってしまうのは、むしろ自然なことなのかも知れません。

とにかく、「実は出来レースだったのではないか?」というような疑いを持つ人がいるのは不思議なことではないと思います。

しかし自分は、彼の作品が本当に大賞に値する、すごいものだったに違いないと思っています。

理由は、おそらく彼には、常人ではまず持ちえないような、とてつもなく強い「執筆意欲」と動機があったと思われる、ということです。
彼は、上記のようにタレントとしては人気絶頂、まさに順風満帆の状態にあったわけで、それをなんの惜しげもなくあっさり捨てて執筆活動に専念する道を選んだ、ということは、そのタレントとしての絶頂の状態によるSatisfactionを上回るほど大きくて強い、執筆意欲かもしくは書きたい題材があった、ということに他ならないと思います。

彼の受賞作品のテーマが「命」であったということも、彼の作品がそれほど軽いものではなかったであろうことを裏付けているかと思います。
奥さんの絢香さんがバセドウ病を患ってアーティストとしての活動を休止せざるを得なかった事態に彼は直面してきたわけですが、バセドウ病患者が妊娠した場合、胎児が発育遅延になる可能性があると言われています。
間違いなく、水嶋ヒロ氏も絢香さんも、「命」に関してこの数年相当悩み、深く考え続けてきたはずです。

また、そもそも出来レースで選ばれたような作品ならば、いずれこの作品がどこかで人々の目に触れたときに、簡単にそのメッキがはがれ、審査した会社に対する批判が取り返しもつかないほど上がることは目に見えています。
人々の心に訴える小説を世に送り出す出版社の誇りにかけて、そのような「出来レース」をすることは考えにくいと思います。


いずれにしても、早く彼のこれからの作品が、我々の前に文庫本となって届くようになって欲しいところです。