「アサイです~!」
「ラムっすラムっすラムっす~!」
「繰り返すの、何の意味有るんだ!」
「ラムっす!」
「二人、合わせて…」
「アサイラムです!」
「コンビ名は、パク/オマージュです!」
「読んでくれる、人!好きだと言ってくれる人!ファンクラブにも、支えられ!」
「いつも本当、支えられてるっす~!」
「『シャークネード式映画批評』!」
「やっぱりタイトル、長い気がするっす~!」
「今回の、作品は!」
「作品はっす~!」
「『VETERAN リヴェンジ』!」
「リヴェンジっす~!」
「最高素晴らしい、イベント!ヒューマントラストシネマ渋谷開催『未体験ゾーンの映画たち』上映作品!」
「最高にも、最高映画祭っす~!」
「配給会社が何らかの理由で、日本公開しない事に決めた中から選ばれた作品が期間・回数限定で、公開されます!」
「公開されない理由の大半、言うまでも無く出来映えっす~!」
「絶妙にも絶妙なる、B級祭りです!」
「そればかりでも、無いっすけどね~!」
「出来は良くても日本人に判り辛い、みたいな事で見送られたみたいな作品も、有ったりします!」
「掘り出し物も、出て来たりっす~!」
「そんな中で、今作は!」
「イギリス映画らしいっすね~ロンドンの映像、美しかったっす!」
「アクションの感じ、役作り、確かに何とはなし、イギリスしてたかもな~!」
「チラシのコピー、『ナメてた爺さん達が、実は最強の傭兵だった』まさにその通りの、作品っす~!」
「主人公は、爺さんでは無いですが!特殊部隊とかだったらしい、元軍人です!優秀だったみたいですが!」
「戦場でのトラウマ、悪夢に悩まされてるっす~!」
「悲惨な状況とかだけじゃ無い、良心の痛みを負わざるを得ない行為も、せざるを得なかったみたいだな~!」
「ホームレス状態に、成ってるっすが!亡き父の上官だったという人物が、助けを差し伸べてくれるっす!」
「家に住まわせてくれ、トラウマ抱えた元軍人達の集まりに、連れていってくれます!」
「単なる、パブにたむろしてる爺さん達っぽいっすが!皆、心の傷と、ハードでタフな経験、実力、備えてもいるっす~!」
「一人だけ年齢違っても、同じ様な物を見て来て、体験して来て!同じ様な傷を抱えている者同士で語り合うからこそ、判って貰える癒しという部分!重たいです!」
「一方、街では!既存のギャング達でさえヤバ過ぎて歯が立たないという、メチャクチャ危険なギャングが、のし上がってるっす!」
「そして、主人公の恩人!父の上官だった人物が、娘さんがトラブルに巻き込まれてるって事でギャングの所に話を付けに、行きますが!」
「殺されてしまうっす~!」
「犯人が、ギャングである事を知った主人公達が!」
「復讐の為に戦い、挑むっす~!」
「主人公、以外は!父の上官だった人の、友人達ですから!繰り返しますが皆さん、爺さん達です!が、実はタフにもタフな実戦経験、積んでます!」
「普通に、強いっす~心の傷、トラウマみたいな話はすっ飛ばして皆さん、嬉々として戦い始めるっす~!」
「一見単なる爺さん達ですから、疑われる事無く偵察したり潜入したり、出来る訳ですが!」
「どちらかと言うと単なる力業に、ガンガン攻撃仕掛けていくっすよね~!」
「痛快さは、有ったな~ダニー・トレホ様出てますが基本、スターは居ませんが!」
「爺さん達、実力派のベテラン俳優の皆さん、流石だったっす~!」
「必然やっぱり、一人だけ若い主人公を肉弾要員にしつつ!ギャングやっつけて、いきます!」
「爺さん達が、悪党退治っす~!」
「採点、するぞ~!」
「まずは『アイディア』っす~!」
「爺さん達が、実は強かった…使い古されてる、とは言わないけれど目新しく斬新というのでも、無いかな~!」
「凄くオリジナル、とは言えないっすよね~!」
「『0.1シャークネード』!」
「『ぶっ飛び具合』っすが~!」
「シナリオ、描写、落ち着いた上質感有ったりして印象、悪くないんだけどな~!」
「もっとこう、有り得ない展開にガンガン持ち込んでも、良かったっかもっすよね~!」
「常識の枠に、収めちゃった感じだよな~『0.05シャークネード』!」
「『俳優』っす~!」
「言った様に、トレホ様出てるけどな~全体、スターはいない!」
「ただ流石皆さん、悪役含めてっすが、上手かったっすよね~!」
「技術点の粒、揃ってた…ただやっぱり華は、無かったかな~!」
「こうして見ると、我らがアイアン・ジーリング!やっぱり、スターっすよね~!」
「難しい、所だ…『1.1シャークネード』!」
「『CG』っすが~!」
「多分…」
「そーっすね…」
「使われて、無いかな~!」
「そーっすね…」
「微妙な修正とかは、有ったのかもしれませんが!CG使ってるっぽい画面、浮かびません!」
「実を言うと、大規模セットとかも、多分使って無いっす…ロケで賄える範囲で、アクションとかしてる感じっす!」
「こじんまりした、映画作りというかな~ともあれ、『0シャークネード』!」
「採点は、するんっすよね~!」
「採点は、絶対だ~!」
「はいはい…『アクション』っすが~!」
「何と言うか、上質な撮り方、映像だったな~!」
「ただ、もっと豪快さ、目指しても良かったかもっすよね~!」
「パターンももう少し、有り得たかもな~!」
「ホラ話なのに、堅実なリアルさに引っ張られちゃったかもっす~!」
「『0.85シャークネード』!」
「『ロマンス』っすが~!」
「一応、有ったな~!」
「一応、有ったっす~!ただこれも、豪快さには行かなかったっすよね~!」
「そっちが本筋じゃ無いのは、判るけどな~『0.8シャークネード』!」
「『音楽』っすが~!」
「挿入曲、エンディングテーマ、中々クールだった!」
「結構、刺さったっすよね~!」
「『1.2シャークネード』!」
「そして、『感動』っす~!」
「色々見所、有った!」
「楽しい作品、間違い無いっす~!」
「悪い印象、無いけどな~!」
「ただ、淡々と進み過ぎるというかっすよね~!」
「何と言うか、弱かったというかな~!」
「ポテンシャル、有ったと思うっすけどね~!」
「『0.85シャークネード』!」
「印象、悪くは無いんっすけどね~!」
アイディア…0.05シャークネード
ぶっとび具合…0.05シャークネード
俳優…1.1シャークネード
CG…0シャークネード
アクション…0.85シャークネード
ロマンス…0.8シャークネード
音楽…1.2シャークネード
感動…0.85シャークネード
「何だか、申し訳無い採点に成ったな~!」
「我々、シャークネードは!確信犯に、B級っすが!」
「志としてはもう少し高いというか、真面目にキッチリ撮ってる感じなんだけどな~!」
「結果もう少し、おバカにB級増やした方が良かった気もするっすよね~!」
「ぶっ飛び具合とかもう少し、高めにいけたらな~!」
「とにかく映像中々、綺麗だったっすよね~!」
「見所は、有る!」
「好感度、高め作品っす~!」
「ただ、爆発もう少しな~!」
「紳士の国イギリスの、紳士過ぎた作品っすかね~!」
「ともかく、爺さん達元気!」
「皆、元気っす~!」
「元気が、一番!」
「元気っす~!」
「元気~!」
「元気っす~!」
「サメサメ!」
「サメサメ!…って、関係無いっす~!」
(続く)