フィジー滞在記⑲フィジーを旅立つ日
朝、家族のみんなに別れを告げる。
一緒におばあちゃんの家に出かけたり、お祭りに行ったり、お買い物に行ったり、宗教儀式に参加したり、病気の私を看病してくれたり…。
そして、毎日毎日一緒にご飯食べてデザート食べながらテレビや映画観て…。
宿題手伝ってもらったり、一緒にロティ焼いたり、色んなお話してくれたり…。
たくさんお世話になったなぁ。
最後にママが励ましの言葉をくれる![]()
みんなにお礼を言ってお別れして、パパに空港まで送ってもらう。なんだかお別れという実感がない。
空港にはクラスのみんなが見送りに来てくれている。今日帰国するのは私と、いつも一緒にいたSAKURA。
今までこの場所で何人もの仲間を見送って、みんなそれぞれの道を進むために旅立っていって…
その仲間達がくれた、言葉だったり手紙だったり思い出は…ありきたりな言葉だけど、一生の宝物。
そして、とうとう自分が見送られる番がきてしまった。
いつも一緒にいたERIは一年滞在組なのでまだフィジーに残る。ERIにお礼&励ましの手紙を渡す。
SAKURAとERIとはいっつも一緒にいたのに、日本では住んでる地域が3人とも見事に離れているので気軽に会えなくなる。
なんだか寂しい…。
そして、
身体が辛い。。。
長距離フライトに耐えれるのか!?みんなに「ノリピー死にそうだよね
」と言われる。
SAMがパイレーツ・オブ・カリビアンのDVDと一緒に、マスクと冷却剤をくれる。YU-YAが飴をくれる。
…ありがとう。。。![]()
フィジーに来て、慣れない環境で過ごして本当に辛いこととか困ったこともいっぱいあったし、実際泣いた夜もあったし、英語が上手く話せなくて悔しい思いもいっぱいしたし…。
でも、いつもいつも助けてくれる仲間達がいて…だからこそ頑張ってこれたし笑っていられたんだと想う。
ていうか、独りだったらとっくに帰国してたと思う。
感謝の気持ちでいっぱいで、みんなとの別れが寂しくて…心の中では泣いてるんだけど、
体力がなくて実際に泣けない(TДT)![]()
「薄情者~!!」って言われたけど、心の中では泣いてたんだよ?
そして、みんなと別れてフィジーを旅立つ。
死にそうになりながらも無事帰国。ひさしぶりの日本に馴染めるかな~なんて思っていたけど、一瞬で馴染むことができた。家に帰ると私の部屋は私が旅立った時と同じままだった。家族も、彼氏も、友達も。
なんだか…フィジーで過ごしたあの日々と日本での生活があまりにも違いすぎて、フィジー生活は夢だったんじゃないかと感じる。
色々あったけど、フィジーに行ってよかったと思う。
少しは英語、上達したかな??
そして、少しでも人として成長できたかな???
素敵な友達もできたし、たくさんのことを学ぶことができたと思う。
まあ、一番学んだことは…、
地球上での自分の無力さかな。
フィジー滞在記⑱豪邸訪問
卒業式を早退し、フラフラしながら1人歩いて帰宅する。。。
ところで、私のホームステイ先のすぐ近くにはプール付きの豪邸
がある。貸家になってるみたいでどんな人が住んでるのかはずっと謎だったんだけど、帰り道に前を通ると豪邸の門が開き、中から一台の車が出てきた。
ニュージーかオーストラリア人のお兄さんが車の窓から顔を出し話しかけてくる。
「Hi, 君、日本から来たの??もうすぐ家でパーティーするから遊びに来ない??」
めっちゃ行きたい!!
と思ったけど、体調悪いし知らない人の家にお邪魔するのもな~と思い断る。
ちなみにフィジーでは知らない道端で会った人と世間話をしたり、ホームステイ先の家族がいつの間にか増えてたり、店の店員と友達になるというのはよくあることなので、道端で会った知らない人に急にパーティーに誘われても特別疑問には思わない。
家に帰ってから、やっぱり豪邸が気になるからせめて写真だけでも撮らせてもらおうと思い、出かけるとお兄さんはいなくなっていた。残念。。。
門の中にカメラと手をつっこんで写真を撮っていると、家の中からものすごい勢いでおじさんが何か叫びながら出てきた。怒られるのかなと思い、びっくりする。
「ごっ…ごめんなさい!!あまりにも素敵なお宅だったのでつい写真撮っちゃいました…怪しい者ではありません
」と謝ると、
「写真なら中に入ってたくさん撮ればいい!!君も中においで!!お~い門を開けてくれ~!」とおじさんは叫ぶ。門が自動で開く。そして、半強制的に中へ招待された。。。(^o^;)
中はとっても広くてキレイで、豪邸の持ち主のフィジアン夫妻とオーストラリア人の会社経営者がソファに座っていた。
私を招待してくれたおじさんはニュージーランドで窓の会社を経営している人で、しょっちゅうフィジーにバカンスにやって来てるらしかった![]()
昼間からお酒を勧められ、会話に加わる。
フィジー、オーストラリア、ニュージーランドの中でどの国が一番良いかという話になる。みんな自分の国が一番だと主張し、私にも意見を求めてくるので、「そりゃあ、やっぱ日本が一番でしょ~」…なんてもちろん言えないので、「ロード・オブ・ザ・リングが好きだからニュージーランドかなぁ…」と遠慮がちに言うと、ニュージーのおじさんのテンションが異常なほど上がる![]()
そして、「お金払ってあげるからニュージーランドに遊びにおいで」とか、「君の彼氏になりたい」と言って携帯番号を教えてくれた。
でも、私明日帰国しちゃうんだよねぇ…っていうか、おじさん60歳過ぎてるよね?ホントに結婚してないのかしら…![]()
熱も上がってきたので帰宅し、明日の帰国に備えて荷物の準備。
そして、インディアンファミリーと食べる最後の夕食
ママがチキンファラオというチキンライスのようなカレーご飯のような私が一番好きな料理を作ってくれた
ママは最後の夜、絶対チキンファラオを作ってくれると思ってた。基本的に毎日がカレーという、日本に住んでたらありえないような食事メニューにめちゃ戸惑って違うものが食べたい~なんて言っていたけど、実際ママの作るカレーは日本では食べたことがないくらいおいしくって
…その料理も食べられなくなるのかと思うと寂しい。
結局体調が悪くてインド料理の作り方は簡単にしか教えてもらえなかったけど、手紙でレシピを送ってあげるって言ってくれました(≧▽≦)
本当、家族の方には…特にママにはいっぱいいっぱいお世話になったなぁ…![]()
最初、インド人恐怖症になったなんて言っちゃってごめんなさい。
この家で眠るのも最後なのかぁ…と思うと本当に不思議でしょうがないです。。。
フィジー滞在記⑰卒業式
気管支炎(勝手に自己診断)もかなりよくなり、ひさしぶりに学校へ行くことにしました。
…っていうか、今日卒業式
絶対行かなきゃ
わ~いひさしぶりの学校だぁ~ ![]()
学校に行き、まず担任のフローラを探す。「ノリピー!!来てくれてよかったぁ!!」ってフローラがハグしてくれる。
ひさしぶりにクラスのみんなにも会えて…本当によかった(ノω・、)たくさんみんなと写真を撮る![]()
![]()
卒業式はみんなフィジアンやインディアンの伝統的な衣装を着たり、ワンピースでおしゃれしたり、クラスで揃えた服を着たりする。私はママがくれたインディアン衣装で参加![]()
無事卒業証書も受け取れました
中学、高校と本当に英語が苦手(…というか、ただ単に好きじゃなかったからあまり勉強しなかったんだけど)な私は苦労の連続でしたが…![]()
少しは英語力もレベルアップしたかなぁ…( ´(ェ)`)![]()
そして、担任のフローラには本当に感謝
生徒達の投票でベストティーチャー賞にも選ばれたようにフローラの授業はおもしろくて、いい先生でした。
学校が楽しかったのは彼女のおかげでもあるかも(*^▽^*)
もちろん他にも素敵な先生はいましたが![]()
その後は生徒による出し物などを観て…
クラスのみんなで記念撮影ヾ(゚▽゚*)
本当みんなキャラ濃くておもしろくて、そんな素敵な仲間達に出会えて、ROOM14で過ごせてよかったなぁと心の底から思います![]()
…と、感動に浸っていましたが、
身体がしんどい。
…ということで帰国も控えているし残念ながら途中で帰宅することにしました。
「ノリピーが休んでる間に楽しいこといっぱいあったんだよ…ホント最後の最後まで予想通りやらかしてくれるね。奇跡の人だよ。」とSAKURAに言われる。
…何でこんな時に体調崩すんだろ…私もみんなと最後の楽しい思い出作りたかった(TДT)![]()
今夜開かれるお別れパーティーにも参加できないし![]()
![]()
まあ、みんなとはまた日本で会えるけど…フローラとはもう会えないかもしれない。
フローラに早退することを告げるとギュッとハグしてくれて、「これからも頑張るんだよ、大好きだよ。」と言われ泣いちゃいそうになる。「大丈夫、寂しくないよ。いつだってメールできるしまた会えるんだから…泣かなくて良いよ。」って言われてますます泣きそうになる。
まあ、出会いがあれば別れもあるものです。。。![]()

