先日、お盆で実家に帰ったときに、母から突然
「なんか毎月お金が引かれてるみたいなんよ…」
と言われ、思わず姿勢がピンッとなりました![]()
サブスクって、私たち世代には当たり前の仕組みですが、
高齢の親世代には本当にわかりにくいものなんだなと、改めて実感した瞬間でした。
ニュースでも「高齢者がサブスクを誤解して困っている」という話題が出ていて、
まさに“うちの母も同じ!”と共感しまくりでした。
■ サブスクはなぜ高齢者にとって難しいのか?
一番のハードルは、「自動で毎月引き落とされる仕組み」だと思います。
私たちは“サブスク=月額で払うもの”と自然に理解していますが、親世代の感覚では、
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電気代やガス代などの生活インフラ
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新聞の購読のように、最初にしっかり説明される契約
こういうイメージが強いんですよね。
スマホの広告をポチッと押したら、そのまま契約になり、
しかも毎月お金が引き落とされるなんて…
そりゃ混乱してしまいます![]()
さらに、スマホ操作が慣れていないと、
「解約がどこにあるのかわからない」
「どのアプリで契約したのか覚えていない」
こんな状態になりがちです。
これは本当に、横で一緒に見てあげないと難しいと思います。
■ 解約画面が分かりにくすぎる問題
正直、若い人でも迷うほど、解約画面って複雑なんですよね。
アプリの設定ではなく、
“スマホ本体の設定 → Apple ID もしくは Google アカウント → サブスクリプション”
こんな深い場所にあるなんて、高齢者でなくても迷子になります![]()
うちの母も「アプリを消したら解約できたと思ってた」と言ってました。
これ、めちゃくちゃ“あるある”なんですよね。
アプリ削除=解約
ではない仕組み、ほんとにややこしいです。
■ 実家で発覚した、母のサブスク見直し大作戦
せっかく実家にいたので、母のスマホの中を総点検しました。
すると…
まさかのサブスクが次々に出てきました![]()
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動画サービス 2つ
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雑誌アプリ 1つ
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占いアプリ 1つ(絶対広告から押したやつ)
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ウイルス対策アプリ(2台分契約しているのに1台しか使用していない)
合計すると 月額4,200円ほど。
母が
「こんなに払ってたなんて…怖いわ…」
と青ざめていました。
でもこれ、決して珍しいことではありません。
むしろ多い方かもしれません。
■ ニュースを見て「ほんと他人事じゃないな」と思った話
今回のニュースの70代の女性も、動画配信サービスを
「1回払えばずっと見られるもの」
と勘違いしていたそうです。
結果、毎月引き落とされていたことに後から気づき、大慌て…。
うちの母の状況とまったく同じで、胸がギュッとしました。
これは知識の問題ではなく、
時代の変化のスピードに仕組みが追いついていない
ということなんだと思います。
高齢者には、こうした契約ルールが説明不足すぎるんですよね![]()
■ 家族が一緒に確認することが一番の対策
私も母のスマホを一緒に見ながら、
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「これは毎月引かれています」
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「これは無料期間が終わると料金が発生します」
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「これは使ってないので解約しましょう」
という感じで一つずつ説明しながら進めました。
最後に母が
「もう怖いから勝手に押さんようにするわ…」
と言っていたのが印象的でした![]()
ほんと、サブスクの“無料お試し”ボタンは悪魔の囁きに見えます。
■ 私が今回感じたこと
親世代にとってスマホは、便利よりも“未知の世界”なんですよね。
その中にサブスクのような“放置するとお金が減る仕組み”が紛れていたら、本当に危険です。
今回のニュースを読んで、実家で母のスマホを見て、
「やっぱり定期的にチェックしてあげないといけないな…」
と強く思いました。
節約主婦として家計を守るのも大事ですが、
親の“気づかない支出”を見直すのも、家族を守る大切な一歩だと思います![]()
■ まとめ
サブスクは便利ですが、仕組みを理解していないと、気づかないうちにお金が減っていきます。
高齢者だけの問題ではなく、私たち自身も油断できません。
もし親御さんがスマホのことで困っていそうなら、ぜひ一緒にチェックしてあげてくださいね。
本人も安心しますし、無駄な出費も防げて一石二鳥です![]()







