昭和の日、平成のアノ日のわたしを癒す | いい気分でいよう

いい気分でいよう

いい気分は、いい気分を連れて来る
いい気分でいるために、いい気分になりましょう

『いい気分はすべてを凌駕する』

今から30年以上も前のこと。

入社一年目の今日、GW初日の平成元年4月29日。

 

本来であれば仕事はお休み。

でも、納期間近の案件があって、ほとんどの社員に動員が掛かる状況でした。

もちろん、新入社員のわたしも、有無を言わさずです。

 

 

特に予定があったわけではないものの

慣れない仕事と連日の残業で、入社1ヶ月にしてすでに辞めたくなっていた状況だったので(苦笑)

休日まで出勤するなんて、地獄のように嫌なことでした。

 

 

不満に思いながら出社して、渋々、嫌々、夕方まで仕事をした帰り道。

 

いつもはあまり通らない道を運転していたら

突然目の前に人が飛び出してきました。

 

 

危ないっ!!(怒)

 

 

ムカッときたのも束の間

正体は、旗を広げた警察官...

 

 

スピード違反の取り締まりでした。

 

 

渋々出社して

嫌々仕事して

悶々としながら運転していたら

 

 

人生初の罰則体験

罰金12,000円が途方もなく重く感じられました...

 

 

もう

腹立たしくて

惨めで

憐れで

ツイてなくて

不幸で...。

 

 

 

やり場のない怒りと惨めさを抱えて帰宅。

 

 

自分が

どれだけツイてなくて

どれだけ不幸で

どれほど気の毒かを

 

逐一丁寧に母に説明して

 

 

そうかい

それは大変だったね

それは気の毒だったね

それは腹立たしい一日だったね

 

と同情してもらい

 

 

最終的に怒りの矛先を

 

GWに休日出勤を求めた会社

あんな場所で取り締まりをしていた警察

 

に向け

すっかりわたしは ”運のわるい被害者” に成ったのでした。

 

 

 

あなたが「現状」だけを見ている限り、そこから抜け出すことはできない。

見たいものを見ることが「可能に」ならなければ、欲しいものを引き寄せることはできない。

「現状」への関心は同じような「現状」を生み出すだけだ。

(「引き寄せの法則・エイブラハムとの対話」P317より)

 

 

 

今思えば

見事なまでに ”宇宙の法則” どおりの現実創造(笑)

こうやってネガティブな波動を強化して

望まない現実を現し、強固にしていたのですね。

 

 

そもそも

 

片側一車線のさ程広くもないあの道路を

60キロも出して走るなんて

一体どれだけ急かされて生きていたんだ?

エゴの暴走が過ぎるよ...

 

と今なら思うのです。

 

 

でも

あの頃のわたしにとっては

あれがフツーでした。

 

いつも何かに追われていて

いつも何かを探していて

いつも何かが足りなくて

いつも何かが欠けていて

 

このままじゃダメだ...、と思っていたから

イマココに腰を下ろしてなど居られなかった。

 

 

 

 

 

わたしたちは今

 

『目覚める体験』

 

を楽しんでいるところです。

 

 

この目覚める体験は

かつて眠っていた体験があるからこそ

眠っていた頃の体験を覚えているからこそ

味わうことのできる

 

『コントラストの体験』

 

です。

 

 

自分の人生を通じて生まれた対比(コントラスト)が

 

自分自身の

 

成長・拡大・進歩・変容...

 

に気づかせてくれる。

 

順調な歩みに気づかせてくれて

 

安堵・歓び・感謝・期待...

 

を感じさせてくれる。

 

 

『目覚める体験』

 

 

この歓びの元にあるのは

かつてのネガティブにどっぷり浸かった体験であり

その体験を買って出てくれたかつてのわたし。

 

 

自然と湧き上がる

あのときのわたしへの感謝。

 

「体験してくれてありがとう」

 

 

自然と湧き上がる

あのときのわたしへのエール。

 

「大丈夫、その体験は30年以上後に、大きな歓びに変わるからね」

 

 

 

これまでGWのたびに

幾度となく思い出してきたこの日の体験。

 

 

でも

こんな感じ方をしたのは初めてのこと。

 

 

地道に抵抗を手放して

ソースとの同調を

Well-Beingの流れに乗ることを

そして

イマココにいて

いい気分でいることを

最優先にしてきた成果。

 

 

 

過去の体験への

癒しであり、許し

受容であり、肯定。

 

こうやってこの先も

すべての体験を

癒して、許して、受け容れて、肯定していく。

 

 

きっと

これが ”統合” なんだろうな。

 

 

自分の人生体験のすべてのピースを

 

掛け替えのないマスターピース

 

として認め、受け容れ、ひとつに取り込んでいく。

 

 

人生体験のすべてを

どれも

切り捨てず、消し去らず、置き去りにせず

 

ノージャッジで

 

コントラストの醍醐味を味わって

 

すべてを愛おしみながら

 

ひとつの ”わたし” へ取り込んでいく。

 

 

 

 

いろとりどりの美しさ