意地悪はやめにしよう | いい気分でいよう

いい気分でいよう

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いい気分でいるために、いい気分になりましょう

『いい気分はすべてを凌駕する』

小6の修学旅行、バスの中でのおやつタイム。

楽しみにしていた”キャンディ詰め合わせ”の袋から、どれにしようか選んでいたら...

 

隣の席の友だちに

 

 

「1個ちょうだい^^」

 

 

と言われた。

 

 

(こんな感じで色々入ってるやつ)

 

 

開封し立てでたくさんあるし、1個あげることに何の抵抗もなく

 

 

「いいよ^^」

 

 

と応じ、

どれをあげようかな?...

自分の好きなバターと梅干しはなるべくあげたくないな…

と思案していたところ

 

 

「酸っぱいのがいいなぁー、あっ、リンゴがいい!^^」

 

 

とリクエストがきた。

 

 

 

わたしにとってリンゴはランキング下位だったので、本来なら好都合!!

 

 

のはずなのに...

 

 

リクエストされた途端、

何故か言われたとおりにあげたくなくて

 

 

「え?酸っぱいのがいいんでしょ?リンゴはそんなに酸っぱくないから、梅干しの方がいいんじゃない?」

 

 

と、リクエストされたリンゴを却下して、

本当は取って置きたかったはずの梅干しをあげるという謎の行動に...。

 

 

 

それでも友だちは

 

「ありがとう!^^」

 

と喜んで受け取り、美味しそうに食べていましたが

 

 

当のわたしは

言われたとおりにあげなかったことへの僅かな満足と

意地悪だった自分への居心地の悪さ、

そして本当は大事にしていた梅干しを放出してしまったことへの後悔が渦巻いて、

しばらくとても複雑な気持ちでいたことを覚えています。

 

 

 

振り返ると、

自分の望みをストレートに表現することを抑えていた当時のわたしにとって、

真っ直ぐに望みを出せる友だちの姿が

どこか妬ましく、腹立たしく感じて、

「図々しいヤツめ」と、OKを出せなかったように思います。

(わたしは「ほしい」と素直に言えない子でした)

 

 

 

 

そして今朝、

食後にコーヒーを淹れようと、豆を選んでいるときのこと。

 

 

 

 

家には5〜8種類くらいの豆を常備していて

その日の気分や、食事、スイーツなどに合わせて選びます。

自分でブレンドしたりもします。

 

 

そして今日の気分は

 

「”まろやか”オンリーで飲みたい!」

 

と明確な望みをキャッチ。

 

 

 

それなのに

 

 

あー、それなのに...

 

 

”まろやか”が他より減っていることが気になって

「満遍なく消費した方がいい...」とエゴの囁きが発動して

("不足"、”無くなる” へのフォーカス)

 

結局

残量の多い”さわやか系”の豆に、”コク深系”を少しブレンドして

 

 

「まろやかっぽくする」

 

 

という謎の選択に...。

 

 

 

そうして

ドリップした ”まろやかっぽいブレンド” を飲みながら

 

 

あんなに明確にリクエストが上がったのに

どうしてそのまま応えてあげなかったんだろう...

 

 

今日の ”まろやかを飲みたい!” という気持ちで飲むまろやかの満足度は

今この流れでしか味わえなかったのに...

 

 

と大事なことに気がついて、

自分に対してひどく意地悪をしたような気分になりました。

 

 

 

そう

 

小6の

”リンゴの飴をあげなかった” のと同じことを

 

40年経った今

自分に対してやっていたのです(泣)

 

 

 

日々抵抗を手放して

いい気分を大切にしている今にあって

まだこんな些細で意地悪な抵抗を発動しているなんて…。

 

 

 

ちょっぴり暗い気持ちになりつつ、妻に一部始終を話したら、

 

 

「素晴らしいね!気づけてるってことが素晴らしいことだよ!」

 

「気づいたら、次はしないように出来るじゃない^^」

 

 

と、わたしの"気づき"にフォーカスして、誉めてくれました(嬉)

 

 

 

 

どの瞬間も、どんなことに関しても、あなたはポジティブな側にもネガティブな側にも焦点を定めることができる。

宇宙のすべての粒子には -時の果てまでのすべての瞬間には-「望んでいる」と「望みが満たされていない」という両面があって、波動しつつ、あなたが選択するのを待っている。

あなたはいつもこの二つの選択肢を前にして、すべてについて望む状態に焦点を定めるか、それとも望みが満たされていない状態に焦点を定めるかを選ぶ。

なぜなら、すべての物事は実は二つの事柄から成り立っているからだ。

あなたが「望むこと」、そして「望みが満たされていないこと」の二つである。

自分が今どちらに焦点を定めているかは、自分の感じ方で見分けることができる。

そして、その選択はいつでも変えられる。

(エイブラハム「お金と引き寄せの法則」P43より)

 

 

 

 

いつだって

いい気分になる選択をしたい。