起きている間の思考は、物事を引き寄せている。物質化、現実化を促す。
眠っている間の夢は、物事の引き寄せには作用していない。夢の中は物質世界ではないから。
ただ、いずれの状態も、波動的には一致している。周波数は一致している。
だから同じ波動のものを引き寄せる。
夢は、自分自身が何を創造したか、何を創造するプロセスいにるかを垣間見せてくれる。
(そのような波動状態にありますよーというサインだから)
望まない内容の夢を視たら、現実化される前に思考の向きを修正すればいい。
この物質世界には、”時間”という緩衝帯があるからそれが可能なのだ。
(ありがたいねー)
ただし、夢に現れたことを、目が覚めてから思考し続ければ、物事を引き寄せる作用点となり得る。
夢で体験したこと、味わった感情を現実化したければ、目覚めた後もフォーカスし続ければ、それが加速される。
そうでないならフォーカスしなければ大丈夫。(夢の中では現実化の引き寄せは始まっていないから)
目覚めて起き上がる前に、夢を振り返る習慣を持とう。
そのためにも眠りに就くとき、”いい気分”になってからこう宣言するといい。
「これから非物質の世界に還り、夢で自分の波動の現状を知り、ソースからのメッセージ、ガイド、インスピレーションなど必要な情報を受け取ります。夢を通じて視たこと、感じたこと、体験したことを、目が覚めた後もわかるようにします。そして必要に応じて、夢の世界と物質世界を自由に行き来します」
眠っている間は、誰もがヴォルテックスの中に入り、ソースと完全に同調する。
だから顕在意識を活発にする前に、夢を振り返る習慣をつけていくと、結構わかる(思い出せる)ようになってくる。
目が覚めて、完全に起き上がる前に、ソースと交信することを意識しながら振り返ると、重要な場面や感情をキャッチできる。
いい気分の感情なら、そのエッセンスを増幅させて引き寄せを加速する。
よくない気分なら手放し、反転させることを宣言する。決して反省したり、落ち込んだり、後悔したりしない。そして起き上がった後に考え続けない。
夢は、思考の干渉を受けずに”現在の自分の波動”を知る機会。
ナビで”現在地”を確認することと同じ。
現在地にいいもわるいもない。あるのは「今はここに居ます」という事実(途中経過)だけ。
目的地の方向を向いているのか、それとも逆を向いているのかを確認したら、また目的地に向かって最適な(=必ずしも最短とは限らない)ルートを選んで進む。
そうやって楽しい旅を続ける。