贅沢(北海道礼文町)。 | ゆっくり行くべした。

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北海道の礼文島では、

九種湖畔キャンプ場をベースにして、

トレッキングを楽しみました。

 

(スコトン岬。)

 

キャンプの食事は、

コッヘルとストーブでゴハンを炊いて、

スーパーで総菜を買うスタイル。

レトルトカレーや

缶詰も、よく食べましたね。

 

旅を長く続けたいので、

節約のため、ご当地グルメ以外は、

飲食店の利用を避けていました。

 

だからこそ、

この出来事は本当にありがたかった。

 

(スコトン岬からの夕日。)

 

まずは、

キャンプ場の管理棟で受付をしたら、

ホッケの干物をいただきました。

 

宿泊のプレゼントで

干物をもらったのは、初めての経験。

魚を食べる機会は少ない。

ありがたく頂戴します。

 

テントを設営したら、晩ゴハンの準備。

 

米が炊きあがったところで

火からおろし、

別のコッヘルをセット。油をしいて、

ホッケの干物を焼いていく。

 

脂がのっていて美味しそう。

なんとも食欲をそそる匂いだ。

 

と、テントに近づいてくるおじさんが。

格好からすると、たぶん地元の人かな。

 

あいさつをして少し会話をしたところで、

「にーちゃん、食いなよ」と、

ポンっと渡してくれたのがコレでした。

 

(ウニーーーー!!)

 

エゾバフンウニです。

高級食材を、キャンプ場でこんな簡単に、

いただいてしまっていいのかな。

 

教えてもらったように、

ナイフを使って割ってみると…。

 

(これはヤバいね(笑。)

 

全く色があせておらず、

オレンジの身がぎっしり詰まっている。

若干緊張すらしつつ、

スプーンですくって口に運ぶ。

なんとも言えない甘さだ。

 

口にする機会は少ないのですが、

たぶんこの時のウニが、

今まで食べた中で一番の味です。

 

食費を節約した長旅の途中、

という補正がかかっているから、

ではないはず(笑。