仕事終わり僕はUFOを食べながら
カープのエースの投球を淡々と眺め
そして義務的に科学的な味を噛み締める
そして流し込む
食欲なんて実はない
生命の維持に欠かせないから食べてるだけ
そんなところだ
僕の意識回復1分後
試合のスコアは1-0から3-2になってた
どうも僕は30分ばかし寝ていたようで
それも変な体勢で寝ていたので
やたらと肩やら腰が痛い
まずいと思い
車に乗り込み車を出した
煙草が無いことに気付き
もっと気付いた事は僕は5分ぐらい3速で走っていた
寝呆けていた
どうしてこうまでして僕は付き合いのサッカーをしに行くのだろう
スポーツでもしていい汗をかけば気分がすっきりするだろうと思ってる
その以外にはない
僕は気を紛らわす為に麻美に貰った(僕の中で)日本が世界に誇るロックバンドを聴いた
サッカーは伸びてきた前髪が目に入って痛かった
タカモリは明日休むといい
それはそれはとっても羨ましかった
先輩を乗せて帰って
その帰り道、僕はFMラジオを聴いた
ありがちなリスナーからの悩み相談だった
付き合って2ヶ月になる彼氏がキスをしてくれません 私の方から積極的にいった方がいいでしょうか?
どうだっていい
どうだって良かった
時が解決する
タイミングが解決する
心配しなくたってちゃんとその瞬間がくるんだよ
君は焦らなくていい
だってまだ中学2年生じゃないか
そう投稿したリスナーは中2だった
最近の子は… そう思って口をつきそうになった瞬間
僕はどうも歳をとってしまったのだと感じた
僕の悩み
僕の悩みを投稿したって取り上げてくれそうにないだろう 絶対に
僕の悩みは現実的過ぎて そしてどこかでは現実逃避過ぎた
そして何よりその番組の趣旨にそぐわない
暗すぎるし 重すぎた
そんな番組中2の女の子は聴かないだろう
疲れてるんだ
少し参ってるだけだ
最近精神が磨り減っていく音を聞く事ができる
本当に痛々しい音だ
ごりごりとすり鉢でゴマをすってる様な音だ
何かが死んで 再生産されてはまた死んだ
僕の決意はやる気は何処へ行った?
それさえも死んでしまったのか?
今の疲弊しきった萎縮された脳じゃ考える事もままならなかった
考えれたとしても答なんて出やしない
僕はコンビニで煙草を買って車のシガーソケットから火をつけて吸った
車中に蔓延する煙
先が見えない僕の未来の象徴 そんな閉ざされて空間だった
閉ざされた空間の閉鎖的な考え方と停止した思考
また脳を萎縮させ僕はもう考える事を放棄した
もうどうして煙草を吸ってるんだろうとしか僕の脳にはこだましてなかった
馬鹿らしい
馬鹿らしいと脳の奥深くでこだました
馬鹿みたいだ