毎月同じ物を作る場合、1ヶ月で完成した
製品の原価をまとめて計算し、
それを完成品数量で割って、製品1個あたりの
原価を計算する。
同じ規格の製品を毎月生産する場合に
用いる原価計算。

計算方法
まず1ヶ月間で完成した製品の原価
(完成品原価)を計算。
次に製品1個あたりの原価
(完成品単位原価)は完成品原価を
完成品数量で割って計算する。

ex.製品100個を作り始めて、当月に完成。
当月の製造原価は25000だった。
1個あたりの原価は?

25000/100=250

月末仕掛品の計算
月初仕掛品がない場合
月末仕掛品がある場合、当月の製造原価は
直接材料費と加工費に分けて計算する。

直接材料費の計算方法
製造を開始する時に全て材料は投入するので、
加工が進んだからと言って
製品1個分の直接材料費は変わらない。
よって、直接材料費は完成品と月末仕掛品の
数量に応じて配分する。


加工費の計算方法
加工費とは直接工の賃金や電気代のように、
加工が進むにつれて増える原価。
従って、完成度100%の完成品と完成度50%の
月末仕掛品とでは、1個あたりの加工費は異なる。
加工費は加工の進み具合(加工進捗度)
を考慮して完成品と月末仕掛品に配分する
加工進捗度を加味した
完成品換算量を用いて計算する。


上の例だと月末仕掛品の加工進捗度は50%
従って、加工費を計算する時の月末仕掛品の数量は
月末仕掛品の数量60個に50%をかけた
30個が完成品換算量となる。
完成品換算量
=仕掛品数量×加工進捗度

直接材料費と加工費を計算したら、
それぞれを合算。
完成品原価と月末仕掛品原価を計算。
更に完成品単位原価を求める。
今までの計算は通常、以下のような
総合原価計算表を作成して行う。