商業簿記の本支店会計に似ている。

工場が大きくなると、会計を本社から
独立させて工場にも帳簿を設置する。
本社の帳簿から製造に関する勘定を
抜き取り、工場の帳簿に移して工場で
これらの勘定に関する取引を記入する。


本社が材料を購入し、工場に送った時
本社・工場間の取引は
本社側では工場、工場側では本社勘定を
用いる。

本社は掛けで仕入れているので
買掛金が増加、工場は材料を受け取っているので
材料の増加。
それぞれの相手科目は本社側では工場、
工場側では本社で処理する。

本社
工場   100    買掛金  100
工場
材料   100    本社   100

工場で材料などを消費した時
工場側での消費なので本社側は
仕訳なし
以下の仕訳になる。
仕掛品         60      材料  100
製造間接費  40

工場で製品が完成し、本社に納入した時
本社側が製品を受け入れたので
製品の増加。
工場側は製品が完成したので仕掛品の減少となる。
本社側
製品    80    工場   80
工場側
本社    80    仕掛品 80

本社が製品を売り上げた時
本社が掛けで売ったので売掛金の処理。
また、製品の原価80を
製品勘定から売上原価勘定に振り替える。
工場側は仕訳なし。
売掛金    120       売上   120
売上原価  80       製品     80

工場が本社の得意先に直接製品を
売り上げた時
工場が直接得意先に売り上げた時、
完成した製品を一旦本社に納入し、
本社が売り上げたとして処理する。
本社と工業両方の処理がある。
本社側
製品           100     工場  100
売掛金       150     売上  150
売上原価    100     製品   100
工場側
本社    100   仕掛品  100