行きはよいよい帰りは... | Volare! Oh, oh!!

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賑やかなタイトルとは裏腹に、まったり書いています。

日本に行く際は大体、

「スーツケースひとつで出かけ、ふたつで帰ってくる」

のが自分的通例になっています。

 

といっても日本で新しくスーツケースを購入するのではなく、「忍ばせて」おくわけです。

 

 

サムソナイトの同じ種類のサイズ違い。

旅の時期と期間によって使い分けるのですが、日本へ行くときには小さいほうに必要なものを全てパッキングし、それを大きいほうに収め、

 

「見た目はひとつ、実際はふたつ」

 

の状態で極力軽く出発します。

 

実際先日の帰省時もスーツケース2つそのものの重さも含め13キロで出発しましたが、帰りは恐ろしいことに。これがブログタイトルの「行きはよいよい帰りは...」に繋がるわけですが、実際帰りは怖いです。

 

重くて。

 

自分はエールフランスやKLMを利用することが多く、両社が加盟する「スカイチーム(SkyTeam)」のステイタスを所持しています。メリットのひとつが預け入れ荷物の個数と重さ。ひとつの荷物につき32キロまで2つまで(だったかな?)無料で預け入れできるんですが、(JALやANAなど大手の)国内線だとステイタス所持、もしくはファーストクラスの利用でない限り難しいです。超過料金が発生してしまいます。


帰国前日は空港近くのホテルに前泊することが自分は多いのですが、ふたつのスーツケースのうちひとつを事前に宿に送っておきます。なので国内線での預け入れはスーツケースひとつ…ではあるものの、問題は重さです。さすがに32キロぎりぎりまで詰めるとスーツケース自体が破損しそうなのでしませんが、それでも28キロ前後に。つまり8キロ分の超過料金に悩まされるわけです。区間にもよりますが、東京ー札幌間の場合1キロあたり440円の超過料金がかかるので、8キロオーバーだと3520円請求されることに。

 

そこで思いついたのが、ファーストクラスの利用でした。

 

すでにJALのクラスJの座席を購入済みでしたが、搭乗当日の出発時刻の3時間前より「当日アップグレード」がJALのアプリ、ウェブサイトで可能なのだそう。もちろん席に余裕がある場合に限られますが、満席だったとしてもキャンセル待ちの手続きもできるんだそうです。

 

 

自分の場合:

 

・預け入れ荷物の超過料金を心配しなくていい

・保安検査を専用レーンで時短で終えられる

・安全に荷物を置いて行動できるラウンジの利用が可能

 

という3つの目的でのアップグレード希望だったため、キャンセル待ちと表示されたら諦めて予定どおりに(預け入れ荷物の超過料金を支払って)搭乗するつもりでした。13:00のフライトだったので空港行きのリムジンバスの中だったのですが、午前10時にアプリを開くと「空席1」の表示が!興奮を抑えて速やかに決済し、空港到着時にはアプリでもすでにファーストクラスでの予約に変更されていました。

 

クラスJからの当日アップグレードは8,800円。

唯一残っていた席は最前の窓側でした。

 

 

上述した3点のほかにも、余裕のある座席、アルコールも含む上品な機内食の提供など、90分の空の旅を快適に過ごすことができました。加えて搭乗の際、到着後の預けた荷物の引き取りの際にも配慮をいただいたり、非常に満足度の高いフライトになりました。

 

 

ジャンパンの提供もあるようですが、白ワインをいただきました。

 

翌日は成田発だったので、羽田到着後は成田行きのリムジンバスにそそくさと乗車。空港近くのホテルにすでに配送済だったサイズ違いのスーツケースを再度整理し、翌朝の成田発パリ行きの便に搭乗し帰宅しました。

 

 

大きいほうが28キロ。

小さいほうが27キロ。


トータル55キロでの帰宅。

 

年に一度か二度の帰国だと、つい「あれもこれも」と買ってしまいます。体力も衰えていくので、ホントは身軽に旅できるようになりたいのですが、なかなか難しいですね。