よくボイストレーニングの本などを読むと「腹式呼吸」という言葉が出てきます。
「呼吸は胸ではなくお腹でしましょう!」といったことがよく書かれていると思います。
果たして本当に腹式呼吸というのは歌を歌う上でそんなに大切なんでしょうか?
答えは「YES」です!
確かに大切な要素の一つです。
腹式呼吸ができてないとパワフルな声を出すことはできません!
ただ、ここで腹式呼吸って一体何??ってことになるんですが。。
この複式呼吸という言葉を聞くと皆さんはお腹の前面を大きく膨らまして呼吸をすることだと思ってませんか?
それは間違いです!!
もちろん一般的な腹式呼吸というとそういうものかも知れません。
しかし歌を唄う上で必要な腹式呼吸というのは決してそうじゃないんです。
じゃあどういう呼吸かというと
お腹の前面だけ膨らますのではなく横も後ろも含め お腹周り全体 を膨らまして呼吸をするわけです!
むしろお腹の前面だけを膨らまして呼吸をすると、音程がとりずらくなったり
高い声が出しづらくなってなかなか思うように声をコントロールできません。
昔から 「下っ腹に力をいれて声を出せ」 とよく言いますよね?
お腹の前面を膨らましすぎるとその「下っ腹」の筋肉が伸びきってしまって力が出ないんですね。
だから唄うときの腹式呼吸は前だけでなくお腹周り全体を使って呼吸しましょう!
覚えておいてくださいね♪