似てる話し方!
作家の山本一力さんと、カメラマンの渡部陽一さん。
ゆっくり&低め。そしてやわらかい声質。
猛獣の毛、のような、やわやわ~っと、言ってみれば渋い声。
渡部さんのほうが、声質は若干エッヂが立っていて、スピードもさらにゆっくり。
世の中にこの方ほどゆっくりな方、いないんじゃないかと。(お知り合いに、いらっしゃいます?)
このような声と話し方には、妙なくらいにインパクトがある。
声の大きさに関わらず、存在感が大きい。
ゆえに、聞こうとしなくても、妙に耳に残る。
ゆっくり落ち着いて話すと無駄な言葉が出て来ないため、
言葉に深~い含蓄や意味がパンパンに含まれている感じに。
だから妙~~に、しんみり聴き入っちゃったりするんですね。
話しているご本人も、自分の声につい聴き入っちゃうくらいだと思います。
言葉の意味を強く感じさせる話し方(ゆっくり)に、
やわらか~いながらもぎゅっと芯があるような声なので、
毛皮で包まれ込んでしまうような、強いイメージになるのですね。
うわ~。。。。。声の毛皮で包まれる!
Σ(=°ω°=;ノ)ノ
ですので、
直接お会いしたら、
きっと、独特の時間の流れに魅き込まれちゃうことでしょう。
ご本人があんまり聴き入っちゃうと、周りが引いちゃう可能性がありますから、要注意ですかね^^;
いずれにしましても、大声ではなくとも「声の存在感がぐわっと大きい」声と話し方です。
森 裕喜子