お客様がよくご自分に対して仰る事があります。
それは、
「私は本当に人前で話すのが下手なんです」
本当にそうなのか? と思う私は、こう切り返します。
「どなたかに”あなたは下手です”と言われたのですか?」
すると、
「いいえ、自分でそう思うんです。ずっと思って来ました。」
つまり、自己評価によって自分はダメだと思っている方がほとんどです。
そういった方のお話振りを実際に拝見すると、
明らかな課題が見つかります。
だからと言って、そもそも下手、ダメである、というのとは、違うのです。
単に、方法をまだご存知ないだけ、なのです。
言い換えれば、
「伝わるように話せない」のではなく、
「伝わるように話す方法を今まで知らなかったから、実践していなかった」
だけなのです。
できないのではなく、方法を知らなかっただけ。
もしも方法をご存知でも上手くいかなかったのは、
自分に置き換えて実践する方法が、わからなかっただけ。
お会いした際に、その方が本当はどういうお話が出来るのか、
そしてどれほどすばらしいスピーカーになられるか、
明白にわかりますので、
そのようにお伝えします。
どうしてそれがわかるのか?というと、
話すということは、生き方そのものだから、です。
よりよく自分の人生を生きている方の話は、大変に聞き手の心を動かします。
ですから、
これまで話が苦手だ、下手だと辛いお気持ちだったかもしれませんが、
ご自分でそれを乗り越えようと決意されたことが
すでに、よりよく生きる事を実践されていることに
他なりません。
そして、実際、
トレーニングを積まれると、とてもよい話し手に変わられます。
ですから、私は信じられるのです。
トレーニング前から、必ずそうなると、誰よりも信じています。
よりよく、自分本来の生き方を選ばれる方を、スピーチプレゼンを通して
これからも応援したいと思います。