自己流と自分らしさの違い | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)


よく、
「たった3日でXXXが変わる!○○法」というような本や勉強法があります。

声、話し方、立ち居振る舞いについて言えば、
3日あれば、何らかの気づきを得る事はできたとしても、
行動全てが一変することは、まずないでしょう。

なぜならば、
話す、動く、というのは、明らかな身体表現であり、つまり、筋肉(脳)が記憶しています。


それゆえに、スピーチプレゼンを向上させる、身体を伴ったトレーニングが重要!

そして、トレーニングで重要なことは「基礎」なのです。

ある程度慣れて来ると、
基礎を忘れ、自己流にやってしまいがちです。
自己流が悪い、と言っているのではありません。

自己流は、応用が利きづらいため、ビジネス現場では力不足なのです。


自己流と似た言葉に、
「自分らしいやり方」というのがあります。

これは、自己流とは似て非なるもので、
「基礎に裏付けられた自分らしいやり方」のことです。

守離破で言えば、離、そして破。

つまりは、応用、実践の一種。
ビジネス現場は予測できないことばかりですから、
その場に合わせてどんどん基礎を応用し、あらゆる実際に対応する必要があります。


自己流と、自分らしくやる、は大きく違いますね・・・

大人になると、
残念ながら
基礎をがっちりやる、ということが少なくなります。

日々が流れていくように過ぎてしまうので、
基本をつねに意識するのは大変なことです。

だからこそ、
基礎を学習することの重要さをお伝えしたいと思っています。

ぜひ、
このブログを通して、
基礎を見つめ直す機会を持ってみてください。

よろしくお願い致します。

森 裕喜子