よく、
「たった3日でXXXが変わる!○○法」というような本や勉強法があります。
声、話し方、立ち居振る舞いについて言えば、
3日あれば、何らかの気づきを得る事はできたとしても、
行動全てが一変することは、まずないでしょう。
なぜならば、
話す、動く、というのは、明らかな身体表現であり、つまり、筋肉(脳)が記憶しています。
それゆえに、スピーチプレゼンを向上させる、身体を伴ったトレーニングが重要!
そして、トレーニングで重要なことは「基礎」なのです。
ある程度慣れて来ると、
基礎を忘れ、自己流にやってしまいがちです。
自己流が悪い、と言っているのではありません。
自己流は、応用が利きづらいため、ビジネス現場では力不足なのです。
自己流と似た言葉に、
「自分らしいやり方」というのがあります。
これは、自己流とは似て非なるもので、
「基礎に裏付けられた自分らしいやり方」のことです。
守離破で言えば、離、そして破。
つまりは、応用、実践の一種。
ビジネス現場は予測できないことばかりですから、
その場に合わせてどんどん基礎を応用し、あらゆる実際に対応する必要があります。
自己流と、自分らしくやる、は大きく違いますね・・・
大人になると、
残念ながら
基礎をがっちりやる、ということが少なくなります。
日々が流れていくように過ぎてしまうので、
基本をつねに意識するのは大変なことです。
だからこそ、
基礎を学習することの重要さをお伝えしたいと思っています。
ぜひ、
このブログを通して、
基礎を見つめ直す機会を持ってみてください。
よろしくお願い致します。
森 裕喜子